「極端」と「両極端」の違い・意味と使い方・由来や例文

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極端は「考え方や傾向がどちらか一方に偏ること。」

「偏り」と言い換えると分かりやすい。

両極端は「対峙する正反対の極のこと」。

「正反対」と言い換えると分かりやすい。

「極端」は程度が強すぎることあるいは弱すぎることを言い、どちらかに偏ることを言います。

「両極端」は正反対の極のことを言います。

例えば「北極と南極」「熱帯と寒帯」などのことです。

「極端」は端のこと

「極端」は程度が極まることを言います。

例えば普通の状態に対して、程度が強すぎること、弱すぎることなどを言います。

「極端」な例は多くのものがありますから、「程度」と言う言葉で表現は出来ます。

気温や湿度、雨量、降雪量、風などの気象現象で言えばこれらは極端になることもあり得る訳です。

様々な分野で同じように考えれば、「極端」なことは数多く存在します。

人間の言動や感情についても同じことです。

「両極端」は正反対のもの

「両極端」は正反対に位置するものです。

端と端ですから、最も離れた存在、対照的な存在のことで、「両極端」は反発をする存在とも言えるものです。

例えば「電気のプラスとマイナス」「北極と南極」「黒と白」明と暗」「水と油」「大金持と極貧者」「与党と野党」「甘党と辛党」「静と動」「天と地」「極左と極右」など多くのものがあります。

程度の「極端」は「両極端」のどちらかになる

程度問題に限れば「極端」になることは、例えば、程度が強くなることまたは弱くなることのどちらかに偏ることです。

「すぐに極端に走る危険な人物」「やることが極端なんだよな」「極端な性格をしている」「普通の考えが出来ないものか、極端になりすぎる」「左よりに偏れば極左思想になり右なら極右思想になる」などと使います。

「極端」と「両極端」とは

「極端」は一方の端のことで、どちらかの端に偏ることを言います。

「短絡的思考」と言うこともでき、現実的でなくすぐには出来ないことを結論としてしまうことです。

常識的な考えではなく、極左的思想や過激派の思想の様なものになります。

「両極端」は「プラスとマイナス」のように隔たりの大きい対照的物事やもののことです。

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