「誠心誠意」と「誠歓誠喜」の違い・意味と使い方・由来や例文

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誠心誠意は「嘘や私利私欲が感じられない、本当の気持ちのこと」。

特定の行動に当たるときに使われやすい表現で、自分がそういう気持ちになっていることをアピールする意味で使用されます。

誠歓誠喜は「この上なく喜ばしいと感じる状況のこと」。

誠心誠意に言葉は似ているものの、意味は違います。

歓喜と言えるシーンで使っていきます。

「誠心誠意」の意味

誠心誠意とは、嘘や私利私欲が感じられない、本当の気持ちのことです。

嘘が混じっているわけではなく、個人的な都合のためでもないという意味で、非常に真面目な気持ちであるというシーンで使っていきますが、たいていはそのような気持ちである事実を周囲に伝えたい、アピールしたいときに使うことが多いです。

かなり有名な表現です。

「誠歓誠喜」の意味

誠歓誠喜とは、この上なく喜ばしいと感じる状況のことです。

したがって、誠心誠意に似ている表現ではありますけど、意味は異なっている状況です。

個人的にかなり嬉しいと感じるシーンで使っていくことになります。

でも、この表現自体があまり有名ではありませんから、実際に自分で使ったりする機会は多くないと思われますが。

「誠心誠意」と「誠歓誠喜」の用法や用例

「今回のミスは仕方ないものだと諦めて、とりあえず相手に誠心誠意の気持ちを込めて謝っておく必要があるな。

そうすれば、相手も許してくれるんじゃないかと思うんだよ。」

「ずっと行ってみたかったアーティストのライブのチケットに当選した。

まさに誠歓誠喜という感覚で、その日はずっと浮かれていたような気分だったよ。」

誠心誠意と誠歓誠喜は意味が違っている

誠心誠意と誠歓誠喜に関しては表現としてはかなり近いものとなっています。

しかし、意味は全く異なっているのです。

誠心誠意は嘘偽りない、私欲を含んでいない気持ちという意味ですけど、誠歓誠喜はとにかく嬉しいと言えるシーンで使っていくので、それぞれは使用する場面についても異なっている状況であると言えるはずです。

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