暗中模索は「暗い中で手探りで何かを探すこと、やるべきことがはっきりしない、分からないこと」。
両方の意味で使用していきます。
かなり有名な表現であると言えるでしょう。
暗中飛躍は「人に知られないように、密かに何らかの策を講じること」。
水面下で何らかの行動をとるようなシーンで使う言葉ですけど、暗中飛躍という表現はあまり有名ではないです。
「暗中模索」の意味
暗中模索とは、暗い中で手探りで何かを探すこと、やるべきことがはっきりしない、分からないことです。
かなり有名な表現で、かつ日常的に使いやすい言葉なので、多くの場面で使用できると言えます。
実際に暗中模索という表現を過去に使ったことがある人も多いでしょうから。
それなりに馴染みは感じやすいのではないかと思われるのです。
「暗中飛躍」の意味
暗中飛躍とは、人に知られないように、密かに何らかの策を講じることです。
外部の人間などにバレないように何かをひっそりとやっていくときに使われる言葉になります。
水面下で物事を行うようなシーンが顕著と言えるので、そういう場面で使うといいと思われます。
この言葉はそれなりに使用するシーンがあると評価できるはずです。
「暗中模索」と「暗中飛躍」の用法や用例
「この状況を打開するために、俺たちは何をすべきなのか。
それが今のところ分からない。
完全に暗中模索といった状況であり、現状を打破することができずにいるんだ。」
「今回の計画はあくまでも暗中飛躍のうちに進めていく。
したがって、基本的には関係者以外には知られてはいけないという状況だから、そこは理解しておいてほしい。」
暗中模索と暗中飛躍は使用する場面が違う
暗中模索と暗中飛躍に関しては、表現としてはかなり似ている雰囲気を感じられるでしょう。
しかし、両者は使用する場面に大きな違いがあるのです。
暗中模索は暗い中で手探りで探す、やるべきことが分からない状況で使いますが、暗中飛躍は特定の計画などを密かに行っていく際に使う言葉です。
だから、区別はしやすいと思われます。