「金剛不壊」と「金剛堅固」の違い・意味と使い方・由来や例文

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金剛不壊は「非常に堅固でであり、絶対に壊れない状況であること」。

頑丈であるという意味の言葉ですが、その程度が非常に著しいと評価できるケースで使っていきます。

金剛堅固は「非常に丈夫であり、いかなるものにも壊されない徳があること」。

徳があるという表現は独特ですけど、要するに丈夫であるという点が特徴なので、金剛不壊に近い表現になります。

「金剛不壊」の意味

金剛不壊とは、非常に堅固でであり、絶対に壊れない状況であることです。

あまりにも頑丈と言える状況のために、壊れる光景が全く想像できないといったシーンで使っていきます。

だから、見た目にも明らかに頑丈であることが分かる場面で使用します。

でも、金剛不壊という表現は実際そこまで有名ではないので、使用頻度は高くないでしょう。

「金剛堅固」の意味

金剛堅固とは、非常に丈夫であり、いかなるものにも壊されない徳があることです。

壊されない、壊れないという意味があるので、金剛不壊にかなり近い状況となっていますが、徳があるという点はポイントです。

つまり、ある程度特別な雰囲気があるものに対して使っていく言葉になります。

金剛堅固に関しても知名度はあまり高くないです。

「金剛不壊」と「金剛堅固」の用法や用例

「これは見るからに金剛不壊といった感じだな。

絶対に頑丈だろうと言えるような見た目をしていて、そんじょそこらのことじゃ壊れないと言えるんじゃないかな。」

「金剛堅固なものというのは特別な雰囲気を感じる。

どんなものでも壊すことができない、そんな神秘な部分を感じるようなものなんだ。

滅多に遭遇できるものじゃないけど。」

金剛不壊と金剛堅固はほぼ同じ意味の言葉

金剛不壊と金剛堅固に関しては意味はかなり似ています。

どちらも頑丈であり、見るからに壊れることがないと言えるような存在に対して使用していくのです。

だから、意味の違いはそれほどありません。

でも、金剛堅固については徳があるという部分がありますから、そこに関してはやや違うという言い方ができる可能性があります。

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