「局外中立」と「永世中立」の違い・意味と使い方・由来や例文

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局外中立は「国際紛争において、当事国のどちらにも味方をしないで、中立的な立場を取ること」。

つまり、対立している双方のどちらの味方もしないで、できるだけ中立の立場をとるという意味で使用する言葉です。

永世中立は「特定の国に関して、永久に他国を攻撃せず、他国間の戦争に加担しないこと」。

そういう主義を掲げている国は現実的に存在しています。

「局外中立」の意味

局外中立とは、国際紛争において、当事国のどちらにも味方をしないで、中立的な立場を取ることです。

特定の国同士が戦争などをしているときに、第三者の国はあくまでもどちらの国にも肩入れしないで、静観しているような状態を指します。

つまり、そういった紛争に介入しないで、傍観者を続けるような状況と評価できるはずです。

「永世中立」の意味

永世中立とは、特定の国において、永久に他国を攻撃せず、他国間の戦争に加担しないことです。

他国を攻撃しない、戦争に加担しないような姿勢をとる国を永世中立と表現するので、永世中立に関しては国の主義などに対して使われる言葉と言えるでしょう。

実際にこういう態度をとり続ける国は存在しており、かなり有名な言葉と言えます。

「局外中立」と「永世中立」の用法や用例

「局外中立の態度をとり続ける国の場合には、中立的な立場をとり続けるわけだから、戦争などに介入しない、そういったものに巻き込まれづらい状況と評価できるだろう。」

「永世中立の国の場合、多国間で戦争などが起きても、これといった態度をとることなく、静観し続けるような状況と言える。

戦争に加担しないという意味では理想なのかもしれない。」

局外中立と永世中立は同じような意味と言える

局外中立と永世中立に関しては、意味の違いはほとんどないと言えるでしょう。

どちらも多国間の争いに介入しない、どちらかに肩入れするということをしない、そういう意味で使用していきます。

したがって、両者の意味の違いはほぼないため、見分けることは厳しいと言えるはずです。

特定の場面においてはどちらも使いやすいでしょう。

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