竹馬の友は「幼い頃にともに竹馬に乗って遊んだ友達のこと、幼馴染のこと」。
基本的には小さい頃から親しくしている友達という意味です。
かなり有名な表現なので、多くが知っていると思われます。
莫逆の友は「極めて親密な関係である友達のこと」。
幼い頃から友達だったかは別として、かなり親しい間柄の友達を指して使うので、竹馬の友に近い表現と評価できるはずです。
「竹馬の友」の意味
竹馬の友とは、幼い頃にともに竹馬に乗って遊んだ友達のこと、幼馴染のことです。
竹馬は子供の頃に行う遊びであり、そういったものを一緒に遊んだ仲であれば、非常に親しい状況であるという推測ができます。
したがって、竹馬の友はかなり仲のいい親友のような存在に対して使っていく言葉で、幼馴染に対しても使用することができるでしょう。
「莫逆」の友
莫逆の友とは、極めて親密な関係である友達のことです。
かなり親密な関係である友達に対して使っていくので、普通の友達に対しては使わない表現になるでしょう。
意味は竹馬の友とかなり似ていますが、幼馴染という意味は特にないので、そういった部分を知っておくといいです。
でも、竹馬の友よりはマイナーな表現と評価できます。
「竹馬の友」と「莫逆の友」の用法や用例
「あいつと俺は30年来の親友だ。
幼い頃から一緒に遊んでいたが、そういう関係は今も変わらない。
竹馬の友と言っていい存在だろうし、これからもそういう関係は続いていくんだろうな。」
「莫逆の友と言えるような存在はそうはいないと思うけど、俺には何人かいる。
非常に信頼できる相手であり、この先いろいろなことで世話になると思うんだ。」
竹馬の友と莫逆の友は知名度に違いがある
竹馬の友と莫逆の友はどちらも親友と言える存在、かなり親密な仲である相手に対して使っていく表現と言えます。
意味はそんなに変わるものではなく、同じような対象について使っていくことになるでしょう。
ただ、どちらかと言えば竹馬の友の方が有名な表現と言え、莫逆の友という言葉は知らない人も割といる状況だと思われます。