三軍暴骨は「大軍が戦争において大敗してしまい、数多くの兵士が死ぬこと」。
結果的に多くの兵士が死んでしまい、軍の戦力が一気に削がれてしまう状況を指しています。
一敗塗地は「再び立ち上がることができないほど大敗すること」。
これは戦争などで使用されるというよりは、もっと日常的な戦いにおいて使われる言葉と言えるので、こちらの方が使用頻度は高くなります。
「三軍暴骨」の意味
三軍暴骨とは、大軍が戦争において大敗してしまい、数多くの兵士が死ぬことです。
つまり、戦力が相当削がれてしまったと言えるシーンで使っていく言葉になります。
大敗してしまったという点は大きなポイントになるでしょう。
しかし、戦争のような場面でしか使わない表現ですから、ほとんど馴染みはないと言えると思われます。
「一敗塗地」の意味
一敗塗地とは、再び立ち上がることができないほど大敗することです。
大敗という意味があるので、三軍暴骨と同じような意味の言葉と解釈できる面もありますが、こちらは戦争のような非日常的なシーンで使うものではなく、もっと日常的な大敗で使う言葉です。
スポーツの試合とか、そういった場面にて使用するのが顕著と評価できます。
「三軍暴骨」と「一敗塗地」の用法や用例
「気が付けば三軍暴骨のような状況となってしまい、わが軍はもうどうしようもないだろう。
ここまで戦力が減少してしまっては打つ手はないと言える状況だと思う。」
「今日の試合はさすがにひどすぎる。
ここまで大敗した経験は今までないだろう。
ここまで精一杯応援してくれた人たちに対してどんな顔をすればいいと言うのだろうか。」
三軍暴骨と一敗塗地はどちらも大敗を意味する言葉
三軍暴骨と一敗塗地については、両方とも大敗といった意味で使っていきます。
でも、三軍暴骨については戦争などのかなり限られたシーンでの大敗で使用する言葉なので、使用する機会はあまり多くありません。
でも、一敗塗地はスポーツの試合など、かなり日常的なシーンで使っていきますから、こちらの方が使用頻度は高くなるでしょう。