「醸造酒」と「蒸留酒」と「混成酒」の違い・意味と使い方・使い分け

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醸造酒は「糖分を酵母で発酵させて作った酒の総称のこと」。

「日本酒」「ビール」と言い換えると分かりやすい。

蒸留酒は「醸造酒を蒸留して造った酒の総称のこと」。

混成酒は「醸造酒や蒸留酒に香料などを加えた酒の総称のこと」。

「みりん」「リキュール」と言い換えると分かりやすい」 基本的にお酒は酵母菌を使い発酵させたものです。

醸造酒はお酒の基本になるもの

「醸造酒」はいわゆるお酒の基本的なものになります。
醸造酒から、蒸留酒と混合酒が造られます。

醸造酒であります日本酒はお米から、ビールは大麦から、ワインはブドウから造られています。

それぞれ大変に古い歴史がありビールは紀元前4,000年から存在していますし、ワインも同じ頃誕生しました。

日本酒は稲作が伝わった弥生時代頃に既にあったと推定されています。

「蒸留酒」は醸造酒を蒸留することで造られます。

「蒸留酒」は醸造酒から造られるのですが、蒸留する目的は醸造酒よりアルコール度数の強いお酒を造ることにあります。

蒸留はお酒の中に含まれています水分を適度に気化してアルコール分の比率が多い強いお酒にすることです。

ウィスキーやブランデーの他、ジン、ラム、テキーラ、ウオッカが有名です。

日本では焼酎や泡盛があります。

原料は様々で、大麦、トウモロコシ、ブドウ、イモ、サトウキビなどです。

「混成酒」は醸造酒や蒸留酒から造られます。

「混成酒」は醸造酒や蒸留酒にブドウ糖やアミノ酸類や香料などを加えて造られました酒となります。

比較的、安価なイメージがあります。

合成酒にはいわゆるリキュール類が該当し、カクテルの重要な材料となり、また、お菓子の香りづけにも使用されています。

焼酎に角砂糖を加えて造られます梅酒やみりんなども庶民的な混合酒です。

「醸造酒」も「蒸留酒」、「混合酒」もアルコールに変わりはありません。

すべてのお酒は、原料を酵母菌で発酵させることでアルコールを造ります。

原料はお米、大麦、トウモロコシ、イモなどの植物が大半を占めます。

強い酒を造るために蒸留をしたりし、ウオッカ、テキーラのようにアルコール度数が40度のものも珍しくありません。

度数でいえばビールや混合酒は比較的低く造られています。

お酒は目的によりさまざまな原料や造り方、種類が存在しています。

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