「黄砂」と「PM2.5」の違い・意味と使い方・由来や例文

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黄砂は「大陸の奥地にある砂漠や黄土高原由来の微小粒子物質のこと」。

「微少粒子物質」と言い換えると分かりやすい。

PM2.5は「大陸の都市部から出た大気汚染物質由来の微小粒子物質のこと」。

「大気汚染物質」と言い換えると分かりやすい。

どちらも空中高く舞い上がり、偏西風などにより日本に飛来するものです。

非常に微小な物質で、健康被害が懸念されます。

「黄砂」は中国やモンゴルから飛んできた砂などのこと

「黄砂」はタクラマカン砂漠とゴビ砂漠、黄土高原から飛来する物質のことです。

偏西風に乗り日本にやってきます。

自然現象であるのですが、大気や海洋、人体に悪影響があり、近年では人為的なことも影響していると指摘されています。

空中4,000から7,000メートルに舞い上がり、移動しながら化学変化を起こすことや雲になることもあります。

「PM2.5」は人為的なもの

「PM2.5」は人為的に起きるものです。

大きさが2.5マイクロメートルと言う微小物質で、「黄砂」と同様に偏西風に乗り日本に飛来するものです。

元々は大気汚染物質で、中国の都市部で発生しているものです。

車や工場のばい煙や粉じんそのものと、それが化学変化することにより発生します。

微小物質のため人体の奥まで入り込み、呼吸器疾患になります。

「黄砂」と「PM2.5」は季節性のもの

「黄砂」も「PM2.5」も冬から春に掛けて多くなる傾向にあります。

濃度が高くなるという傾向です。

濃度が暫定値を超えると自治体により注意換気がなされます。

なぜかダイオキシンの様に注意報や警報は発令されないのです。

それは自然由来のものもあること、中国との因果関係が証明されないこと、中国への配慮などが考えられます。

「黄砂」と「PM2.5」とは

「黄砂」は砂漠や高原から空高く舞い上がったものが偏西風に乗り、日本に飛来するものです。

人体の呼吸器に悪影響があることや海洋汚染にもなります。

「PM2.5」も大陸由来のもので、都市部の向上や車からの大気汚染物質が空中に舞い上がり、「2.5マイクロメートル」微小物質として飛来するものです。

「黄砂」と同じように人体に悪影響があります。

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