「陽性」と「陰性」の違い・意味と使い方・由来や例文

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陽性は「検査の結果が規定値を上回り反応したと判定すること」。

「反応あり」と言い換えると分かりやすい。

陰性は「検査の結果が規定値以下になり反応がなかったと判定すること」。

「反応なし」と言い換えると分かりやすい。

検査は万能ではなく、どの程度の規定値で陽性や陰性にするのかは難しい問題なのです。

「偽陽性」「偽陰性」などもあります。

「陽性」は検体が試薬に反応すること

「陽性」検査により強い反応が見られることを言います。

例えば、レントゲン検査で肺に影がみられること、コロナのPCR検査で検体にコロナ菌の反応があること、尿検査で糖が検出されたことなどが「陽性」になるのです。

しかし、反応が弱く設定した規定値に達しないこともあり、「疑陽性」と判定されます。

また、「陰性」なのに「陽性」と判定されることもたまにあります。

「陰性」は検体に反応が見られないこと

「陰性」は検体に求めるものが存在していなかったことです。

しかし、症状があるのにたまたま検体に「陽性」となる物が含まれていなかった場合があり、その場合は「偽陰性」となります。

疑いが消えないため、検査を繰りかえすと「陽性」になるケースはあり得ることです。

簡易検査とPCR検査の両方で「陰性」反応ならば「真陰性」と呼ばれます。

「陽性」と「陰性」の間

例えば、コロナの「陽性」か「陰性」かの判定は簡易キッド検査では正確には分かりません。

PCR検査をしてどちらも「陽性」なら「真陽性」となり、どちらも「陰性」なら「真陰性」となりますが、どちらかが反対の結果になることがあり、「疑陽性」と呼ばれます。

反応が弱く規定値に届かない場合のことです。

検査の感度が良ければ「陽性」になりやすくなりますが、問題ない程度の反応も感知してしまうのです。

「陽性」と「陰性」とは

「陽性」反応は検体が試薬などに反応することです。

病気の可能性があり、再検査や精密検査が必要となります。

「陰性」は反応がないか弱い反応の場合になり、病気の可能性は低いと言えます。

中間の反応の場合は、「疑陽性」となり、再検査をします。

また、間違えた判定は「偽陽性」や「偽陰性」と呼ばれ、「偽」と言う字を使います。

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