「ないがしろ」と「軽視」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ないがしろは「意図的に人のことを軽視することや無視をすることこと。」

「軽視」と言い換えると分かりやすい。

軽視は「人のことを軽く評価していること」。

「低評価」と言い換えると分かりやすい。

「ないがしろ」はいなくても差し支えないことを言います。

軽く見ていること、無視していることになります。

「軽視」も同じことで、判断要因にならないことです。

「ないがしろ」は軽視すること

「ないがしろ」の「しろ」は「代わり」のことで「ないが代」「代わりがない」と言う意味で、「代わりがなくても良いほど、必要性のないこと」を意味します。

つまり「軽視・無視」できる存在と言うことです。

「ないがしろにされた」は「意図的に軽視・無視されたこと」です。

「あの人をないがしろにすることは危険ではないか」などと使います。

「軽視」は軽く考えること

「軽視」はものの判断で軽く考えることを意味します。

重要視しない、場合により無視をすることです。

「これは軽視しても良いだろう」「ルールを軽視して違反行為をすることは後で痛い目に合う」「住民軽視の条例」「春山登山を計画したが、天候を軽視したために後で後悔をした」「これは決して軽視してはいけないことだ」などと使います。

「ないがしろ」は「軽視」のこと

「ないがしろ」は「軽視」することですが、意図的にやや強く「軽視」をすることです。

むしろ「無視」に近い行為になります。

「提携会社から技術会議に新に加わった人をないがしろにすることは間違っている」「ないがしろにする理由は提携会社をまだ信用していないからだ」「ないがしろにされた人は提携会社の部長であった」などと使います。

「ないがしろ」と「軽視」とは

「ないがしろ」は「しろがない」「代が必要ない」「代わりは必要ない」「代わりが必要ない程、軽視できる」と言うことです。

「ないがしろ」にされることは「軽視・無視」されることです。

「軽視」は軽く見ることです。

物事の判断で、無視をしても差し支えない要素になります。

「ないがしろ」のように意図的なことではなく、冷静に判断して除外されるものです。

最新の記事はこちらから