「リハーサル」と「リサイタル」の違い・意味と使い方・由来や例文

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リハーサルは「演劇や音楽などにおいて、個々の場面を本番と同様に進行させたうえで行う練習のこと」。

かなり本番を意識した練習であり、基本的には本番同様に進行させることになります。

本番との違いはお客さんの有無くらいと言えるでしょう。

リサイタルは「音楽を観衆に聴かせるためのイベントのこと」。

こちらは練習ではなく、本番を指しています。

リハーサルとちょっと表現が似ているため、注意しておくといいです。

「リハーサル」の意味

リハーサルとは、演劇や音楽などにおいて、個々の場面を本番と同様に進行させたうえで行う練習のことです。

本番を意識して練習することで、基本的にお客さんがいないという点以外は本番と同じように進めていきます。

基本的には演劇や音楽以外の場面では使われない言葉なので、馴染みを感じづらい人も多いのではないかと思われます。

「リサイタル」の意味

リサイタルとは、音楽を観衆に聴かせるためのイベントのことです。

あくまでも音楽に関して使われる言葉であり、コンサートやライブといった言葉で置き換えることが可能と言えるでしょう。

ただ、リサイタルの場合にはプロではなく、素人の人たちがよく使う言葉であり、普通の一般人などが音楽を聴かせるときに使用されやすいです。

「リハーサル」と「リサイタル」の用法や用例

「今日は一応リハーサルだが、本番のように進めていく。

基本的には失敗してはいけないと思って、緊張感を持ちながら取り組んでほしいと思うんだ。」

「リサイタルを開くってことはよっぽど歌に自信があるんだろうな。

あの人の歌声を聴いたことは1度もないけど、意外とプロ並みに上手かったりするのかもしれない。

期待して待っておこう。」

リハーサルとリサイタルは使用する場面に違いがある

リハーサルとリサイタルは若干似ている言葉に見えますが、使用する場面は違います。

ともに音楽において使うことができる表現ではあるものの、リハーサルはあくまでも本番を想定した練習に対して使う言葉であり、リサイタルは一般の人たちなどが音楽を聴かせるためのイベントそのものを指しているので、違いは明確となっているのです。

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