「理由」と「理屈」の違い・意味と使い方・使い分け

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理由は「物事の根拠となる説明をすること」。

「事情」「わけ」と言い換えると分かりやすい。

理屈は「物事の根拠となる説明をこじつけること」。

「こじつけ」「無理」と言い換えると分かりやすい」理由は普通になぜそうなのかの根拠や事情を説明をすることですが、理屈は根拠や事情をあたかも正しいように無理やり理由づけることです。

理由は根拠の説明のこと

理由の「理」はものの「ことわり」を「由」は「わけ」を意味しています。
理由はある物事の根拠となります説明や、事情があればその説明のことになります。

「理由があるなら説明しなさい」「それも理由の一つです」「そうなってしまったのはやむを得ない理由だった」「それは正当な理由になります」「理由もなくするな」などと使います。

理屈はこじつけの意味が強い

理屈の「理」は「ことわり」で「屈」は「かがむ」という意味になります。
理屈は物事の根拠や事情の説明をすることは理由と同じなのですが、無理やり理由をこじつけることの意味合いが含まれます。

「そのような理屈を言ってはいけない」「あの人は理屈っぽい人だ」「そのような理由は屁理屈と変わらない」などと使われています。

ちゃんとした理由があるのなら言ってください。

屁理屈は聞きたくありません。

ある物事の理由を説明するにあたり、まともな根拠となるものがないために説明の筋道が上手く行かない場合、本来の理由とは違うと思われます根拠を無理やりこじつけてしまうことがよくあります。

相手を言いくるめるようなことですが、聞いていますと納得してしまうこともありますし「それは屁理屈だ」と指摘されることもあります。

理由も理屈も物事の根拠の説明

理由は物事を正当化するために相手にその根拠となることや事情を説明することです。
理屈は理由と同じく説明をするのですが、根拠がない場合や不足している場合、意図的に違う根拠を持ってきて相手をごまかすことです。

理屈は相手がどのように受け止めるかにより、正しい理由と判断されたり、屁理屈と批判され間違った理由と判断されたりします。

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