行列は「多くの人やものなどが列を作って並んでいる状態のこと」。
数学の分野で行列という言葉がありますが、そういう使い方をするケースはなかなかありません。
基本的には多くの人たちが並んでいる光景に対して使っていくことになるでしょう。
隊列は「軍隊や艦隊などの部隊、選手団などの集団が作る列のこと」。
列は列でも部隊などが作るものなので、そこは一般的なものとは違います。
したがって、行列とは違って、非日常的な光景と言えます。
「行列」の意味
行列とは、多くの人やものなどが列を作って並んでいる状態のことです。
数学の分で行列という言葉を使うことがあるものの、そういった機会は多くありません。
日常的には何らかの人たちが多く並んでいる状況に対して使っていきます。
人気のお店などにおいて、実際に行列に相当するものが見られる場合がありますから、行列は割と日常的な光景と評価できます。
そして、実際に行列に並んだことがある人は多くいるのではないかと思われるのです。
「隊列」の意味
隊列とは、軍隊や艦隊などの部隊、選手団などの集団が作る列のことです。
こちらも列を作るという意味なので、行列に似ているものの、対象となるのが軍隊や艦隊と言うことで、ここは大きな特徴と言えます。
隊列に関してはこういった意味で使用する言葉ですから、行列とは明らかに違う状況使用する言葉であると評価できるでしょう。
「行列」と「隊列」の用法や用例
「あのお店は昼時になるといつも行列が見られるんだよな。
それくらいに美味しいお店なのかな。
入ってみたい気はするんだが、長い間待たないといけないのはさすがにきつい。」
「軍隊などの隊列は非常に綺麗だな。
そういう部分に関して、普段からきちんと練習をしていたのだろうと思うけど、それにしても非常に美しいと言える。」
行列と隊列は使用する場面が異なる
行列と隊列に関しては、それぞれ使用する場面に違いがあります。
行列は日常的な光景の中で使用できますけど、隊列は軍隊などの非日常的な光景において使うので、両者はそういった部分で大きな違いがあるのです。
隊列という言葉はあまり使われませんが、競馬においてはたびたび見聞きするケースがあるため、そこも知っておくといいです。