裏付けは「何らかの状況を証明するための証拠のこと」。
事件の捜査などにおいてよく耳にする言葉ですが、そういったシーン以外でも使用することは可能なので、そこは理解しておきましょう。
裏取りは「特定の情報源をきちんと探して、突き止めること」。
要するに、何らかの情報に関して信ぴょう性があるものかをチェックする行為と言えます。
裏付けと意味はほぼ変わりません。
「裏付け」の意味
裏付けとは、何らかの状況を証明するための証拠のことです。
たいていは事件の捜査などで用いられる言葉と言えますが、特定の状況が本当に存在したと言える証拠を指す言葉であり、それを証明するための材料を探すときに使用されます。
裏付けをいろいろなシーンでとっていきながら、真相に近づいていくという状況を迎えるのです。
「裏取り」の意味
裏取りとは、特定の情報源をきちんと探して、突き止めることです。
特定の情報が真実かどうかを確かめるにあたって、どこからその情報が発生したのか?そのもとをたどっていくことが裏取りです。
したがって、裏取りに関しては情報源が突き止められれば、それなりに信ぴょう性が高いという評価ができる場合もあると言えるでしょう。
「裏付け」と「裏取り」の用法や用例
「この容疑者は事件当日のアリバイを主張しているが、それが本当かどうかの裏付けが必要だ。
したがって、仕事仲間などに対して聞き込みを行ってくれ。」
「この噂は本当なんだろうか。
今のところ裏取りが済んでいないから、何とも言えないという言い方になるな。
しかし、情報源がしっかりしていれば、ガチで真実なんじゃないかと思えてくるだろう。」
裏付けと裏取りはどちらも真実かどうかを決める要素
裏付けと裏取りは言葉としては似ていると感じられますが、意味が多少なりとも違っています。
裏付けは特定の状況を証明するための証拠であり、裏取りはある情報の情報源において使っていくことになります。
ただ、両者とも何らかの内容が真実であるかを決める要素になるため、そういった部分では共通点があると評価できるでしょう。