「通話」と「送話・そうわ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「通話」は、電話で話をすることです。

英語では「telephone conversation」で表されます。

「3分の電話料金はいくらですか」は「What is the rete for a three-minute telephone call?」です。

「通話中です」は「The telephone is busy now.」です。

「指名通話でお願いします」は「May I make a person-to-person call?」「May I make a personal call?」です。

「送話・そうわ」は、電話などで先方へ話を送ることです。

英語では「transmit」で表されます。

「送話器」は「a transmitter」「a mouthpiece」です。

「通話」の意味

「通話」は、電話で話をすることです。

もともと、通話時間を表す単位にも用いました。

以下のように使います。

ダイヤル通話 通話料金 番号通話、回線がパンクして通話が不能になった
外国と通話する 料金受取人払い通話

<通話度数>
元来は電話加入者が通話を行った度数のことです。

課金制度により最低料金に対する時間を定め、これを一度数とします。

「送話・そうわ」の意味

「送話・そうわ」は、電話などで先方へ話を送ることです。

音声による話を相手に送ることです。

以下のように使います。

故障で送話できない 送話器 送話口

<送話器>
音波を電流の変化にかえるのに用いる装置です。

普通には電話機に使用するものです。

反対語は「受話器」です。

< transmit >
他動詞です。

意味は「送る・送り届ける」「伝染させる」「放送する」「熱・電気を伝える」「先祖から子孫に伝える」です。

「送話」に「transmit」を使用するのは「熱・電気を伝える」の意味からです。

「木は電気を通さないが金属は通す」は「Wood does not transmit electricity, but metal does.」です。

<通・送の漢字>

「通」
字義は「とおる」「かよう」「述べる」「ひらく・設ける」「すべて・あまねく」「取次ぎをする」「手紙や書類を数える語」です。

解字では、「?+甬」で構成されます。

「甬・よう」の部分は、筒に通じ、「筒」を表します。

これにより「筒のように中空で障害物がなく、よく通る」を意味します。

「送」
字義は「おくる」「おくり」です。

解字では、「?+火+廾」で構成されます。

「火+廾」の部分は「両手で物を押し上げる形」をかたどっています。

これにより「物をささげるようにしておくる」を意味します。

「通話」は 電話で話をすること、「送話・そうわ」は 電話などで先方へ話を送ることです。

「通話」「送話・そうわ」は、類語です。

共通する意味は「電話などで話をすること」です。

「通話」は、電話をかける場合と受ける場合の両方に使います。

「通話」は、「電話で話した時間の単位や、その回数」という意味でも使います。

「一通話十円」「通話度数」のように使います。

「送話・そうわ」は、かける場合だけに用います。

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