「飛行体」と「飛翔体」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

飛行体は「のこと」。

「飛行機」と言い換えると分かりやすい。

飛翔体は「のこと」。

「ミサイル」と言い換えると分かりやすい。

「飛行体」は英語では「飛ぶ物体」と言い、「飛翔体」はミサイルとなります。

日本では北朝鮮の発射する物体は「飛翔体」と呼びますが「ミサイル」とは言いません。

「弾道ミサイル」の可能性が強くても北を刺激しないようにしているのです。

アメリカに同調しているということです。

「飛行体」は空中を飛ぶ物体

「飛行体」は大気圏や宇宙空間を飛行する物体で、ジェット機やプロペラ機、グライダーなどの飛行機や気球、飛行船、ドローン、人工衛星などのことを言います。

英語で「フライングオブジェクト・飛行する物体・FO」と言います。

空飛ぶ円盤は「未確認飛行物体」のことで「UFO」と呼びます。

飛行機は鋭い光を放っていますからすぐに判別がつきますが、判別が難しい物体も多く目撃されています。

「飛翔体」はミサイルのこと

「飛翔体」は宇宙空間に達している「飛行体」のことで、軌跡や距離、高度から「弾道ミサイル」とみられるものでも「飛翔体」と言う曖昧な言葉を使っています。

「飛」は飛ぶ、「翔」は駆けるという意味ですが、地表から発射され弧を描き宇宙空間を行く物体を、ミサイルと言わずして「飛翔体」と呼ぶのは無理があります。

アメリカは北朝鮮を刺激したくはないようですから、韓国や日本も同調する姿勢になります。

「飛行体」の中の「飛翔体」

「飛翔体」は「飛行体」の中でも高度がある場所、つまり宇宙空間を飛行する物体を言います。

「飛翔」は本来、鳥や昆虫が空を舞う様子を言いましたが、現在では専ら北朝鮮の発射する物体を「弾道ミサイルとみられる飛翔体」と言う表現で使用しミサイルと断定をしていません。

北朝鮮も「人工衛星」だい言っていますから、「それは違う、弾道ミサイルに違いない、国連決議違反だ」と言えないのです。

「飛行体」と「飛翔体」とは

「飛行体」は空を飛行している物体すべてを言います。

飛行機類や飛行船、気球、ドローンなどになります。

「飛翔体」は「飛行体」より硬度を持ち飛行しているものを言い、宇宙空間の人工衛星や弾道ミサイルのことを言います。

「ミサイル」と断定せずに「飛翔体」と曖昧にする姿勢はアメリカの北朝鮮への配慮に同調しています。

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