「無脊椎動物」と「軟体動物」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

無脊椎動物は「昆虫や甲殻類のように脊椎を持たない動物のこと」。

「カニ」と言い換えると分かりやすい。

軟体動物は「タコや貝などの体が柔らかい動物のこと」。

「タコ」と言い換えると分かりやすい。

「無脊椎動物」は動物の大半を占めています。

脊椎動物の哺乳類や鳥類、爬虫類、両生類、魚類以外の動物のことです。

「軟体動物」は「無脊椎動物」の一部になります。

「無脊椎動物」は脊椎動物以外の総て

「無脊椎動物」の範囲は非常に広く、昆虫や甲殻類、軟体動物、細菌に至るまで膨大な種類が存在します。

「脊椎動物」のように脊椎のため形が或る程度決まっている訳ではないために、奇妙なものが数多くいるのです。

人間には嫌われるものも多く入っています。

人間は脊椎動物なため仲間の脊椎動物には仲間意識を覚えますが、「無脊椎動物」は全く異なる生き物に感じます。

「軟体動物」は「無脊椎動物」の一種

身近にいるイカやタコ、カタツムリ、ナメクジなどの「軟体動物」も「無脊椎動物」なのです。

「軟体動物」が即「無脊椎動物」のことと思ってしまいますが、ほんの一部でしかありません。

イカやタコの他カタツムリやナメクジなどは陸上の貝の仲間に成ります。

「軟体動物」はほとんどが「貝」なのです。

「貝」は殻があるものと無いもの、水に住むものと陸上に住むものに分かれます。

「無脊椎動物」の一部が「軟体動物」

「無脊椎動物」の範疇は膨大なものですが、「軟体動物」は「節足類」に次いで多い部門です。

多くは「貝」なのですが、「貝」原則として殻を持つ物と思いますが、殻が進化でなくなっているものが、イカやタコ、ナメクジなどになります。

また、陸上の「陸貝」として、カタツムリやナメクジが存在するのです。

カタツムリは殻を持っていますから「貝」と言われれば納得しますがナメクジは「貝」と言うイメージはありません。

「無脊椎動物」と「軟体動物」とは

「無脊椎動物」は「脊椎動物」以外のものすべての総称です。

動物のほとんどを占めるもので、範囲は非常に広くなります。

「軟体動物」は「無脊椎動物」の一部になりそのほとんどが「貝」の仲間や貝殻を失ってしまったイカやタコ、ナメクジ、カタツムリなどの仲間になります。

体の柔らかい人を「軟体動物」と揶揄することもあります。

最新の記事はこちらから