「一時」と「短期」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

一時は「短時間のこと」。

「短時間」と言い換えると分かりやすい。

短期は「限定された短い期間のこと」。

「限定期間」と言い換えると分かりやすい。

「一時」は「短い時間、仮の時間、ちょっとの間」と言う意味になります。

「一時的な措置」「一時的に預かる」などと使います。

「短期」は「短い期間が決められていること」で、「短期留学」「短期大学」などと使います。

「一時」は短時間のこと

「一時」は短い時間のことで、「仮」と言う意味合いが強い言葉になります。

「一時的に採用される」「一時はどうなることと心配した」「一時預かってもらえないか」「救急医療は一時的な処置」「ブレーカーの交換で一時停電になりますがすぐに復旧します」「一時しのぎにしかならない」「一時的に仮復旧した」などと使います。

「短期」は短い間と言う意味

「短期」は期間が短いことです。

普通は時間ではなく、日、月、年単位で言います。

「短期大学は2年間限定」「短期留学は1年程度のもの」「短期滞在はショートステイと言う」「コロナのため短期間学校が閉鎖になります」「試合は短期決戦になる」「短期限定で参加する」「短期間だが利用可能」「免許取得を短期合宿で行った」などと使います。

「一時」と「短期」は短いこと

「一時」も「短期」も短いという意味を持つ言葉ですが、短さの度合いが異なります。

「一時」は時間の短いこと、「短期」は日や月、年の短いことを言います。

常識的に考えて比較すると短いことになるのです。

「一時的処置」も入院してジックリ直すのが前提の処置であり、「一時預かり」も短時間のことになります。

大学は4年制に対して「短期大学」であり、留学や地方赴任も数年が常識ですから「短期留学」「短期赴任」となるのです。

「一時」と「短期」とは

「一時」は短い時間のことです。

時間単位のことですが分単位のことも数日から数か月のこともあります。

短いことですから、普通は分や時間と言うことになります。

「短期」は時間と言うより期間のことですから、数日から数年と言うことになります。

普通の期間に比較して短いために「短期」と呼ぶのです。

「短期大学」「短期留学」「短期赴任」などと言います。

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