盲信は「よく理解もしないで信じること」。
「迷信」と言い換えると分かりやすい。
妄信は「軽率に物事を信じること」。
「盲信」と言い換えると分かりやすい。
「盲信」も「妄信」も何も考えずにひたすら信じることです。
予言や迷信、土地の因習などを鵜呑みにして信じる事を言います。
過信や誤信も根底には「妄信・盲信」があるのです。
「盲信」はひたすら信じること
「盲信」の「盲」は「目が見えないこと」ですから、信じる対象について理解していないことを言います。
理解していない、理解しようとしないという気持ちで人から言われたことを信じてしまうということです。
土地に伝わる因習や陋習なども土地の人にとっては、人間関係や付き合いで「盲信」をせざるを得ないのかも知れません。
「妄信」は軽率に信じること
「妄信」の「妄」は「みだりに」と言う意味ですから、軽々しく物事を信じる事になります。
例えばデマのようなものやフェイクニュースを信じてしまうことです。
また、予言のような根拠のないものや根拠が確認できないもの、たとえば「宇宙人」「空飛ぶ円盤」「タイムマシーン」「瞬間移動」「反重力」「神話」などの類になります。
宗教は「盲信・妄信」とは違うもの
宗教は神の存在や天国、地獄などのことを説教などにより民衆に教え説きます。
民衆は自分の人生観にそれを取り入れて信じるのですが、信じる事で人生が楽になり死生観が変わることになります。
これは「盲信」や「妄信」とは少し異なるものになります。
多少はそのような要素もありますが、それは良い意味でのことで、悪い意味はないのです。
「盲信」と「妄信」とは
「盲信」は確信がないのに信じてしまうことです。
「妄信」は何も考えずに軽率に信じることです。
どちらも信じることですが、悪いことを信じるという傾向があります。
宗教は良い意味で信じるものですが、デマやフェイクニュース、預言や占いなど根拠に欠ける事柄を信じてしまうことです。
例えば国家が教科書を捏造すると国民は「盲信・妄信」に陥って抜けられません。