「本領発揮」と「面目躍如」の違い・意味と使い方・由来や例文

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本領発揮は「自分の持っている能力や持ち味などを、存分に出すこと」。

普段の実力がちゃんと出たと言えるようなシーンで使う言葉です。

スポーツなどのシーンでは割と見聞きしやすいはずです。

面目躍如は「世間の評価や地位にふさわしい活躍をする状況のこと」。

多くが期待している通りの実力を発揮するということで、状況としては本領発揮にかなり近いと言えるはずです。

「本領発揮」の意味

本領発揮とは、自分の持っている能力や持ち味などを、存分に出すことです。

自分が持っている力をきちんと出すことができた、普段の実力通りの結果となった、そんなシーンで使うことができる言葉でしょう。

本領発揮はスポーツの場面で特に見聞きしやすい言葉なので、スポーツに馴染みがある人であれば見聞きしやすいと言えるでしょう。

「面目躍如」の意味

面目躍如とは、世間の評価や地位にふさわしい活躍をする状況のことです。

世間が思っているような活躍をしたときに使われる言葉であり、世間の期待通りの実力が出せたかどうかが重要です。

つまり、評価するのは自分ではなく、世間ということになり、似たような意味の言葉ではあるものの、本領発揮とは違う部分がある状況です。

「本領発揮」と「面目躍如」の用法や用例

「うちのチームは前評判は高かったのに、前半はずっと最下位だった。

しかし、ここにきてようやく調子をとりもしてきた感じだ。

ついに本領発揮という感じだろうか。」

「ここまでの成績を残せれば、ファンとしては納得できる感じだ。

とりあえず実力通りの結果と言えるだろうし、面目躍如と評価していいのではないかと思うんだよね。」

本領発揮と面目躍如は評価する対象が違う

本領発揮と面目躍如に関しては、当初想定していた力が出せているかについての言葉と言えます。

したがって、意味は割と似ている状況と評価できるのです。

でも、本領発揮は基本的には自分が評価する言葉であり、自分の思った実力が出せたかが重要です。

でも、面目躍如は自分以外の人たちが評価する言葉であり、予測していた実力が出せたかがポイントになるのです。

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