「待ちぼうけ」と「期待外れ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

待ちぼうけは「待っているのに待ち人が来ないこと」。

「待ち人来たらず」と言い換えると分かりやすい。

期待外れは「期待通りに事が運ばないこと」。

「思惑外れ」と言い換えると分かりやすい。

「待ちぼうけ」は「待ち人来たらず」と言うことです。

又、そのようになっている人を言います。

約束したはずなのに約束通りには相手が来なかったことで、すっぽかされたということです。

「待ちぼうけ」は人が来ないこと

「待ちぼうけ」は「待ち」と「惚ける」と言う言葉の合成語です。

「待ちぼうけ」と言う歌があり、偶然の出来事で兎が切株につまずいて死ぬと言う期待していたことは再び起きなかったという話です。

「待ちぼうけを食らう」「待ちぼうけになったらしい」「待ちぼうけは相手も悪いが、こちらにも原因が有りそうだ」などと使います。

「期待外れ」は期待通りにならなかったこと

「期待外れ」は期待していたほどの結果にはならなかったということです。

期待が大きかったことで失望も大きいものがあるのです。

「まさかの期待外れの人材」「期待外れの結果に終わった」「予想外の期待外れだった」「どうせ結果は期待外れになるのだろう」「頼むから期待外れにはならないように頑張ってくれ」などと使います。

「待ちぼうけ」は「期待外れ」の要素がある

「待ちぼうけ」は期待している節があるので、いつまでも待っているということです。

結果として待ち人来たらずなのですから、「期待外れ」とも言えます。

例えば、デートの約束をして待っていても女性は現れず、「待ちぼうけ」をされるということは、女性の心変わりが有ったということです。

男性とは結果がどのようになろうとも、会ってくれるだけでも嬉しいものなのですが、女性には分からない心理なのかも知れません。

「待ちぼうけ」と「期待外れ」とは

「待ちぼうけ」は「待ち人来たらず」と言う状態のことです。

「期待外れ」は期待した通りにならなかったということです。

「待ちぼうけ」で待っている方はわずかでも期待感を持っているものなのですが、「来ない」と言う事実で「期待外れ」を突き付けられます。

相手はメリットを感じなければ「来ない」のですから、冷静な判断をしなければなりません。

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