買い置きは「特定のものを余分に買っておいて、使用しないでとっておくこと」。
特定の状況のためにとっておき、しばらくの間使わない、消費しないという意味で使われる言葉です。
買い溜めは「物資の不足や物価の値上がりを見越して、今必要になる量以上の品を買い込んでおくこと」。
したがって、状況としては買い置きと同じですが、買い溜めは目的がはっきりしています。
「買い置き」の意味
買い置きとは、特定のものを余分に買っておいて、使用しないでとっておくことです。
必要な分を越えて特定のものを買っておき、今後のために使用しないでおく、保管しておくという意味があります。
目的はケースバイケースですが、買ったものを消費しないという点は最大のポイントです。
買い置き自体は多くの家庭で実践している行為だと思われるので、珍しくはありません。
「買い溜め」の意味
買い溜めとは、物資の不足や物価の値上がりを見越して、今必要になる量以上の品を買い込んでおくことです。
未来を予測したうえで、今まとめて買っておいた方がいいと判断したときに買い溜めは行われます。
状況としては余計な分を購入し、今は消費しないということなので、買い置きに似ています。
しかし、買い溜めは目的が明確なのが特徴です。
「買い置き」と「買い溜め」の用法や用例
「たまに深夜になって腹が減ってくることがあるんだ、そういうときのためにカップラーメンとかを買い置きしているよ。
これがあると、深夜に食事がすぐにできるからね。」
「今後消費税が上がるらしいが、そうなると買い溜めをする人が増えるだろうな。
生活必需品とかが買えなくなるのは困るから、今の俺も買い溜めしておいたほうがいいのかな。」
買い置きと買い溜めは目的に違いがある
買い置きと買い溜めについては、行為としてはそれほど違いはありません。
ただ、目的の部分で違いがあります。
買い置きは目的に関係ないので、いろいろなシーンで使えます。
しかし、買い溜めは将来的な値上がりなどを予測したうえで行うので、そういったシーンでしか使えないのです。
両者はそういった部分で区別をしていくべきです。