「目前」と「真ん前」の違い・意味と使い方・由来や例文

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目前は「空間的にすぐそばであること、時間的に間近であること」。

空間的、時間的どちらの意味でも使用する言葉と言えます。

そういったものがすぐそばに迫っているというシーンで使っていくことが多いと評価できます。

真ん前は「ちょうど前、目の前のこと」。

空間的にすぐそばに何かがあるようなときに使っていきます。

したがって、真ん前は時間的にすぐそばという意味では使いません。

「目前」の意味

目前とは、空間的にすぐそばであること、時間的に間近であることです。

両方の意味で使っていく可能性があります。

目前という言葉は結構有名であり、無意識のうちに多くの人たちが使用しているのではないかと思われます。

実際に目前を使用すべきシーンというのは、普段の生活の中でそこそこあるでしょうから、かなり馴染みを感じやすいでしょう。

「真ん前」の意味

真ん前とは、ちょうど前、目の前のことです。

基本的には空間的に自分の目の前、すぐそばにあるようなシーンで使っていきます。

時間的にすぐそばという意味では使わない点は特徴であり、そこは目前との違いになるでしょう。

真ん前は自分の目の前に何かがあるようなとき、あまりにも近い場所にあるようなときに使っていくことが多いです。

「目前」と「真ん前」の用法や用例

「いよいよ人生を賭けた入試が目前に迫っている。

そのときが近づけば近づくほど緊張感が高まってくるな。

平常心で受けたいと思っていたけど、それはかなり厳しそうだ。」

「駅を降りたら、非常に大きい銅像が真ん前に立っていて驚いた。

こんな大きい銅像が駅のすぐそばにあるんだな。

ということは、これは恐らくこの駅のシンボル的存在だろう。」

目前と真ん前は意味は似ている

目前と真ん前はともに空間的にすぐそばという意味で使うことができますから、両者の意味はそれだけ似ていると言えるのです。

しかし、目前は時間的にすぐそばという意味でも使うことができます。

こういった意味は真ん前にはないため、そこは両者の大きな違いであると評価できます。

目前と真ん前については、こういう点を覚えておくといいでしょう。

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