「そこはかとなく」と「ぼんやりとした」の違い・意味と使い方・由来や例文

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そこはかとなくは「なんとなくはっきりしない、どことなく曖昧な状況であること」。

実態がよく掴めない、何がどうなっているのか分からない、そんなシーンにて使用する言葉と言えます。

ぼんやりとしたは「ものの形や色などがはっきりとしないこと、ぼんやりとした状態であること」。

はっきりしないという点はそこはかとなくと同じですけど、こちらの方が使用場面が限定されていると言えるでしょう。

「そこはかとなく」の意味

そこはかとなくとは、なんとなくはっきりしない、どことなく曖昧な状況であることです。

特定の物事に関して、よく分からない、はっきりしない点があると思われる際に使っていく言葉と言えます。

そういった感覚になるケースはたまにあるでしょうから、こういった言葉を使用していくべきシーンに遭遇する可能性は割とあると言えるのです。

「ぼんやりとした」の意味

ぼんやりとしたとは、ものの形や色などがはっきりとしないこと、ぼんやりとした状態であることです。

はっきりとしない、ぼんやりとしているという意味では、そこはかとなくとやや似ている概念と言えます。

しかし、ものの形や色などに関して使用していく言葉であるため、使用できるシーンはそれだけ限定されると言えるはずです。

「そこはかとなく」と「ぼんやりとした」の用法や用例

「そこはかとなくいや感じがするな。

なんとなくの感覚であり、上手く説明することはできないんだけど、嫌な雰囲気を感じているのは確かなんだ。」

「そういえば今日面白い形の看板を見たんだよな。

一瞬だったから、そこまで正確には覚えていないし、ぼんやりとした雰囲気しか思い出せないのだが、すごい印象的だったんだよね。」

そこはかとなくとぼんやりしたは意味は似ている

そこはかとなくとぼんやりとしたは、どちらもはっきりしないこと、鮮明ではないという意味で使っていきます。

ただ、そこはかとなくは割といろいろなシーンで使っていくことができる言葉ですけど、ぼんやりとしたについてはものの形や色が分かりづらいときに使っていくのです。

したがって、実際に使うシーン自体に違いがあると言え、そこで区別ができます。

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