「神頼み」と「願掛け」の違い・意味と使い方・由来や例文

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神頼みは「神に祈って助けを求めること」。

それしかすることがない、他にやれることがないと言えるシーンで行うものです。

こういう行為に関しては、やったことがある人は世の中に非常に多くいるはずです。

願掛けは「神や仏に願いを伝えようとすること」。

願掛けについては仏も対象になるということで、そこは神頼みとの大きな違いになると言えるでしょう。

「神頼み」の意味

神頼みとは、神に祈って助けを求めることです。

何らかの願いを成就させたいと思ったときに、神に祈る行為が神頼みです。

神に対して祈っているのかはともかく、祈りをする行為自体は多くがしたことがあるのではないかと思われます。

したがって、かなり馴染みを感じることがしやすい言葉だと言えるでしょう。

言葉としてもメジャーです。

「願掛け」の意味

願掛けとは、神や仏に願いを伝えようとすることです。

神頼みに似た概念ではありますが、こちらは仏に祈ることも含まれるので、そこは神頼みとの大きな違いになります。

ただ、日常的に行う祈る行為が、神に対して行われているのか、仏に対して行われているのかの区別は容易ではなく、そこに関しては意識していない人も多いでしょう。

「神頼み」と「願掛け」の用法や用例

「とりあえず入試は全部受けた。

あとは受かっていることを願うだけだ。

今の俺にできることは神頼みくらいであり、あとはじっと待っていることにしよう。」

「願掛けをすると、自分の望みが叶う可能性が上がるんじゃないかと思えてくるよね。

実際はどうなんだろうという感じだけど、気持ち的にそういう変化が生まれるのは大きいと思う。」

神頼みと願掛けの区別は容易

神頼みと願掛けはどちらも自分の願いが成就するように祈る行為を指しています。

ただ、神頼みは神に対して、願掛けは神や仏に対して行われるので、そこは違いと言えるでしょう。

こういった行為は多くがやったことがあると思われますけど、祈る対象が神なのか、仏なのかを区別して行っているケースはあまり多くないかもしれません。

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