アジトは「悪人が身を隠すための場所のこと、犯罪などを行う集団の本拠地のこと」。
基本的には悪い人たちが集まる場所、作戦などを立てる場所という意味があります。
かなり有名な言葉です。
根城は「行動のための本拠地のこと」。
意味はアジトに似ていますが、こちらは誰に対しても使うことができます。
つまり、悪い人たちという意味は特にないので、そこは知っておかないといけません。
「アジト」と「根城」の違い
アジトとは、悪人が身を隠すための場所のこと、犯罪などを行う集団の本拠地のことです。
基本的には悪い行為をしている人たちの本拠地という意味なので、誰に対しても使えるわけではありません。
犯罪行為などを含めて、世間一般において悪徳とも言える行為をしている人たちに対して使うため、見聞きするシーンは限られています。
「根城」の意味
根城とは、行動のための本拠地のことです。
本拠地を意味しているので、意味それ自体はアジトにかなり似ている状況と言えるでしょう。
しかし、根城は悪い行為をしているかどうかにかかわらず、幅広く使用できる点が特徴であるため、そこはアジトとの大きな違いになります。
ただ、根城の方が幅広く使えるにもかかわらず、アジトよりも知名度は低いと言えるはずです。
「アジト」と「根城」の用法や用例
「振り込め詐欺グループのアジトを特定できれば、関係者を全員逮捕できる可能性があるが、それが実際は難しい。
アジトは当然場所を特定されないように工夫されているからな。」
「俺たちが活動していくための根城は、できるなら駅から近いところがいい。
アクセス面にこだわって、いいところがないかを探していきたいと思うんだ。」
アジトと根城の区別はしやすい
アジトと根城は特定の活動をするにあたっての本拠地と言える場所になりますけど、アジトは犯罪などの悪い行為をしている人たちに対して使うことが多いです。
ただ、根城はそういった条件はなく、幅広く多くの場面で使える言葉です。
だから、両者は区別しやすいはずです。
でも、使用場面が限定されるアジトの方が言葉の知名度は高いと言えるでしょう。