がら空きは「特定のスペースががらがらに空いている状況のこと」。
スペースに大分余裕があるようなときに使っていきます。
日常生活の中で普通に使用する言葉であると言えるでしょう。
すっからかんは「中に何も入っていないこと、空っぽの状態のこと」。
スペースの中に何もない、入っていない状況で使用します。
したがって、がら空きよりも寄りスペースが大きいと感じられるシーンで使います。
「がら空き」の意味
がら空きとは、特定のスペースががらがらに空いている状況のことです。
がらがらとなっているため、スペースが有り余っているようなときに使います。
見た目において、明らかにがらがらであるような状況が確認できるときに使う言葉ではありますが、一定程度は埋まっているという部分がどうしても必要と言えるため、そこは覚えておく必要があります。
「すっからかん」の意味
すっからかんとは、中に何も入っていないこと、空っぽの状態のことです。
特定のスペース内に何もない、入っていないケースで使っていきます。
したがって、全く何も入っていない、存在しない状況じゃないといけないのです。
その点において、がら空きとは違う意味と評価できます。
すっからかんの方が見た目で判断しやすいと言えるでしょう。
「がら空き」と「すっからかん」の用法や用例
「今年は全体的に観客席ががら空きだな。
そりゃしょうがないか。
チームがこれだけ弱いと、なかなかお客さんも観戦しに行こうとは思えないもんな。」
「この前競馬にかなりの金額を使ってしまって、気が付けば自分の財布がすっからかんの状態だ。
小銭もない状態で、これからどうやって生活をしていけばいいと言うのだろうか。」
がら空きとすっからかんは見た目で違いを判断いやすい
がら空きとすっからかんに関しては、同じような意味となっていますけど、微妙に違います。
がら空きは特定のスペースに空いている部分が多くある状況で、逆に言えば一定程度は埋まっていると言えます。
しかし、すっからかんはスペース内に何もないと言えるときに使うので、見た目において違いが分かりやすい状況と言えるでしょう。