「全貌」と「外貌」の違い・意味と使い方・由来や例文

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全貌は「特定の物事の全体の様子や内容のこと」。

全体的にどのように見えるか、どんな内容になっているのかという点について説明をするときに使われる言葉と言えます。

概貌は「だいたいの有り様のこと」。

だいたいの状況がどうなっているのかを説明するときに使用します。

しかし、概貌という言葉はややマイナーなので、あまり使われないと評価できるはずです。

「全貌」の意味

全貌とは、特定の物事の全体の様子や内容のことです。

だいたいの様子や内容を表した言葉と言え、全体的にはどうかという部分から表現していきます。

したがって、細かいところへの配慮はあまり行き届いていないと言えるので、おおまかに内容などを把握したいときに使われる言葉です。

かなりメジャーな言葉なので、知っている人は多くいるでしょう。

「外貌」の意味

外貌とは、だいたいの有り様のことです。

だいたいの状況について表現した言葉ですから、全貌とそこまで意味は変わりません。

細かい部分を考慮せずに、全体的な部分を把握する際に使用する言葉となりますから。

しかし、外貌という言葉は全貌よりは知名度が落ちます。

知らない人も多くいると思われるので、そこは理解しておきましょう。

「全貌」と「外貌」の用法や用例

「今回の事件は単なる殺人事件と片付けてはいけないケースだったな。

こうやって改めてその全貌が明らかになると、非常にややこしい問題が潜んでいたと言えるのだ。」

「なぜこんな問題が発生したのか。

その外貌だけでも明らかにした方がいい。

いずれは細かい部分まで含めた詳細をチェックしていく必要があるとは思うけどね。」

全貌と外貌は知名度に大きな違いがある

全貌と外貌に関しては、言葉の意味はそれほど変わりません。

どちらも物事の全体的な部分を表したものであり、おおまかな内容を知るときに使用することができる言葉です。

しかし、全貌はたまに見聞きしますが、外貌はほとんど聞かない表現と言えるでしょう。

つまり、知名度の部分で大きな差があると言えるので、そこは覚えておきましょう。

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