「端折る」と「割愛する」の違い・意味と使い方・由来や例文

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端折るは「着物の裾を折り上げて帯に挟むこと、省略すること」。

前者の意味はかなりマイナーであり、基本的には後者の意味で使用されることが大半であると言えるでしょう。

割愛するは「惜しいと思いながらも、特定の部分を捨てること」。

省略するという意味もあるので、端折るという意味に近い表現です。

でも、着物において使われる表現ではありません。

「端折る」の意味

端折るとは、着物の裾を折り上げて帯に挟むこと、省略することです。

前者の意味で使用されることはあまり多くありません。

たいていは後者の意味で使用されることになるでしょう。

端折ると言えば、省略するという意味が非常に有名ですから、そういった部分を頭に入れておくといいです。

割と使用頻度が高い言葉と言えるはずです。

「割愛する」の意味

割愛するとは、惜しいと思いながらも、特定の部分を捨てることです。

基本的には省略するという意味で使われることが多いでしょう。

本当は残しておきたいけど、何らかの事情により、特定の部分を省略しないといけない場面で使っていくことが大半です。

割愛するという言葉はかなり一般的なので、多くの人たちが使用していると言えます。

「端折る」と「割愛する」の用法や用例

「この仕事をやるときには、適度に端折ることも重要だ。

全部を真面目にやっていたのでは、効率が悪すぎる。

重要な部分だけに時間をかけていくことが大切だろう。」

「本当はもっと話したいことがあるのだが、時間の関係で割愛させていただきたい。

興味がある人はホームページに詳細が載っているので、それをチェックしてほしい。」

端折ると割愛するはほぼ同じ意味

端折ると割愛するはともに何かを省略するという意味で使用されます。

したがって、意味はかなり似ているのです。

でも、端折るには着物の裾を折り上げて帯に挟むという意味もあり、両者は全く同じ意味ではないので、そこは知っておきましょう。

どちらも日常的にそこそこ使う可能性がある言葉と言えるため、それなりに馴染みを感じやすいと言えるはずです。

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