「画廊」と「ギャラリー」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

画廊は「絵画を扱う会社のこと。」

「絵画販売」と言い換えると分かりやすい。

ギャラリーは「絵画を展示する場所のこと」。

「展示場所」と言い換えると分かりやすい。

「画廊」は商売として絵画の販売を行なう会社のことです。

基本的には価値のある作品の販売を行います。

「ギャラリー」は絵画の展示を行なう場所です。

結果として販売も行うことがあります。

「画廊」は絵画販売会社のこと

「画廊」は「ギャラリー」と言う言葉から造られたという説があります。

語感が似通っているのです。

「画を並べてある回廊」と言う意味にとれますが、「~画廊」と言うと絵画の販売を商売としている会社のことを通常呼びます。

名のある画家の作品を扱い、絵画市場で売買を行い一般には販売をしているということです。

ギャラリーが語源とはいえ「ギャラリー」の性格とは異なるものです。

「ギャラリー」は美術品展示のこと

「ギャラリー」と言うと絵画などの美術品の展示を行なう施設のことを言います。

他にも回廊や天井桟敷、ゴルフの観客などの意味もあります。

イベントや展示会を通して新進画家の作品が世に出る切っ掛けともなる場所になります。

観客が購入したいと言えば販売も行うことがあります。

元の意味は「観客」と言うことですから、美術品を鑑賞することが目的なのです。

「画廊」と混同する「ギャラリー」

「画廊」は絵画の販売を行い、「ギャラリー」は美術品の展示を行いますが、美術品の販売も「ギャラリー」で行っているのです。

例えば美術品を販売するなら「~骨董店」「~美術店」と付けますが「~ギャラリー」と言う場合もあり、「ギャラリー」の本来の性格とは違う印象になっています。

販売目的でも「ギャラリー」と言う言葉を使っているのです。

「画廊」と「ギャラリー」とは

「画廊」は日本では絵画の販売や市場での売買などを行っている会社のことです。

「画廊」と言うイメージから絵画の展示回廊と思いますが、それはギャラリーと言います。

「ギャラリー」は絵画や骨董、美術品などの展示を行なう施設のことです。

イベントや展示会は新進画家やアーチストの作品披露の場でもあり、販売の場でもあります。

最新の記事はこちらから