「口うるさく」と「口酸っぱく」の違い・意味と使い方・由来や例文

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口うるさくは「執拗に叱ったり、怒ったりする状況のこと」。

異常なほどに、しつこく叱りつけるようなシーンで使う言葉です。

叱られている側にとって、いい加減にしてくれと思うような部分が特徴と言えます。

口酸っぱくは「同じことを何度も念入りに話すこと」。

こちらも執拗に、しつこく同じことをされるので、言われている側からすれば嫌悪感を抱くような状況になりやすいです。

「口うるさく」の意味

口うるさくとは、執拗に叱ったり、怒ったりする状況のことです。

他人を叱るようなシーンで使っていく言葉であるものの、その状況があまりにもしつこい、異様であると思えるようなシーンで使っていきます。

口うるさい人という言い方をすることもあり、そういうことを何度もしていると、そういうネガティブな捉え方をされる場合もあるのです。

「口酸っぱく」の意味

口酸っぱくとは、同じことを何度も念入りに話すことです。

相手が忘れないように、ちゃんと望んだ行動をとるようにそういったことをしていくわけですが、実際に何度も同じことを言われた側からすれば、非常に面倒な相手という印象になるでしょう。

しつこいという印象になりやすいので、そういう意味では口うるさくと同じような意味に思えるはずです。

「口うるさく」と「口酸っぱく」の用法や用例

「口うるさい人って、説教とかが趣味なんじゃないかと思えてくる。

相手を厳しくしつこく叱ることでストレス解消をしているような、そんな雰囲気に見えてくるんだ。

本当にかかわりたくない人たちだよ。」

「あの人は指示を何度も話してくるが、さすが口酸っぱいにもほどがあるだろう。

何度も言わなくても分かるって話で、ちょっと嫌気がさしてくるレベルだよ。」

口うるさくと口酸っぱくはしつこいという意味

口うるさくと口酸っぱくはどちらもしつこいという意味で使われる言葉になります。

したがって、似たような面を持っていると言えるのです。

でも、口うるさくは誰かを叱るようなシーンで使われることが多いですけど、口酸っぱくは分け隔てなくいろいろなシーンで使えるため、そういった部分の違いはしっかりと把握しておきましょう。

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