「搦め手」と「騙し討ち」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

搦め手は「城などの裏門のこと、相手が注意を払っていない部分のこと」。

前者の意味で使用されることはかなり少ないです。

どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多いと思われます。

相手にとっての弱点を攻めるようなときに使う言葉と言えます。

騙し討ちは「相手を騙し、不意を突くこと」。

こちらも不意を突いて攻撃するようなシーンで使っていく言葉ですから、搦め手と意味は似ています。

「搦め手」の意味

搦め手とは、城などの裏門のこと、相手が注意を払っていない部分のことです。

前者の意味で使うこともありますが、どちらかと言えば後者の意味で使われるケースが多いと思われる言葉です。

つまり、相手にとっての弱点に相当する言葉であり、そういう意味で使っていくことが多いでしょう。

でも、そういった意味については他にも選択肢がありますから、必ずしも搦め手を使うとは言えません。

「騙し討ち」の意味

騙し討ちとは、相手を騙し、不意を突くことです。

相手の予想を裏切るような行動をとって、その隙に効果的な攻撃を仕掛けていくという意味になります。

騙し討ちという言葉が日常生活ではあまり使われません。

誰かと誰かが戦っているときにしか使用されないので、普段の生活の中で見聞きする機会はあまりないと言えるはずです。

「搦め手」と「騙し討ち」の用法や用例

「この城には搦め手があるが、あまり利用されない存在だ。

写真とかでもあまり写っていないし、見たことがない人もいるんじゃないかと思うんだよね。」

「騙し討ちは非常に効果的な戦法だ。

卑怯だと指摘する人もいるが、卑怯という言い方をするということは、それだけ相手にとっては都合の悪い手段、つまりこちらにとっては効果的な手段であることの証拠だね。」

搦め手と騙し討ちは同じ場面で使える

搦め手と騙し討ちは相手の隙を突いて、弱点を狙って攻撃するという意味があります。

だから、これらの言葉は同じ意味で使うことができますし、さらには同じような場面での使用も可能です、しかし、搦め手については、城の裏門といった意味もあるのです。

したがって、全く同じ意味とは言い難い面があるため、そこは覚えておきましょう。

最新の記事はこちらから