「かろうじて」と「辛くも」の違い・意味と使い方・由来や例文

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かろうじては「簡単ではなかったものの、なんとか特定の物事が達成できたこと」。

苦労をしながら、自分が思い描いていた状況を実現できたようなシーンで使うことが多い言葉と言えます。

辛くもは「辛い状況になりながらもやっとのことでという状況のこと」。

特定の物事を達成した際に使われる言葉ですけど、ある程度の苦労を経験しながらという意味があり、そういう部分が感じられた際に使っていくと言えるでしょう。

「かろうじて」の意味

かろうじてとは、簡単ではなかったものの、なんとか特定の物事が達成できたことです。

特定の物事を達成することはできたものの、かなり苦労を要したというシーンで使っていきます。

かろうじてという表現はいろいろな場面で見聞きする可能性があるため、知っておいた方がいいでしょう。

自分でも使っている可能性は高いと言えます。

「辛くも」の意味

辛くもとは、辛い状況になりながらもやっとのことでという状況のことです。

やっとのことで、なんとか物事を達成することができたというシーンで使っていくので、こちらもそこに至るまでには多くの苦労があったと言える場面で使用していく言葉と言えます。

辛くもはかろうじてと大して意味の違いがないため、区別をするのは難しいでしょう。

「かろうじて」と「辛くも」の用法や用例

「かろうじて赤点は回避できたが、本当にギリギリだったな。

正直言って、今回のテストはこんなに難しいとは思わなかった。

だから、思った以上に赤点回避が大変だったと言える。」

「今年は辛くも優勝をすることができたな。

しかし、本来ならばもっと早い段階で優勝できると思っていたけど、2位のチームがいきなり強くなり始めて、ここまで時間がかかったわけだ。」

かろうじてと辛くもは同じ意味と言える

かろうじてと辛くもはどちらも特定の物事を達成するにあたって、大きな苦労を要した、大変だったと言えるシーンで使う言葉です。

そのため、これらは同じ場面で使っていくことが予想されています。

意味は特に変わりませんし、使うシーンも同じということで、区別することが非常に困難と言える言葉です。

使い分けは厳しいと言えるでしょう。

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