「どこ吹く風」と「我関せず」の違い・意味と使い方・由来や例文

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どこ吹く風は「特定の物事に関して、自分に一切関係がないといった態度をとること」。

特定の事柄について無関心な態度を貫き、全く興味を示そうとしないケースで使っていく言葉と評価できます。

我関せずは「自分には関係がないという態度をとること」。

意味としてはどこ吹く風にかなり似ている状況と評価できます。

ただ、我関せずという言葉は周りの人間が特定の人間を批判する際に使われやすいです。

「どこ吹く風」の意味

どこ吹く風とは、特定の物事に関して、自分に一切関係がないといった態度をとることです。

どこ吹く風は特定の物事に対して一切興味を持たない、関心がないといった態度をとることであり、自分には縁のないものであると感じたときに使います。

そういった態度をとること自体はそんなに珍しいことではないと評価できるでしょう。

「我関せず」の意味

我関せずとは、自分には関係がないという態度をとることです。

特定の物事に自分は関係していない、したくないという態度をとるときに使います。

どこ吹く風とやや似ているものの、我関せずは興味を示さないとかではなく、自分はかかわりたくないというニュアンスを出すときに使っていくことが多いです。

面倒なことに巻き込まれたくないといった理由である状況が考えられます。

「どこ吹く風」と「我関せず」の用法や用例

「世間でオリンピックが盛り上がっているときに、あいつはどこ吹く風って感じだったな。

興味がない人にとっては、こういうイベントはどうでもいいってことなんだろう。」

「俺は道端で困っている人を見つけても、基本的には我関せずという態度をとる。

やっぱり面倒なことに巻き込まれて、時間をとられたりするのは嫌だからね。」

どこ吹く風と我関せずはどちらも自分には関係ないという態度を示す言葉

どこ吹く風と我関せずはどちらも自分には関係ないという態度を貫く際に使用される言葉と言えます。

ただ、どこ吹く風は単純に興味がないために、そういう態度をとることが多いものの、我関せずはかかわりたくないという意味合いで、そういう態度をとることが多いと評価できます。

だから、両者は細かい部分でちょっと違いがあると言えるのです。

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