しゃがむは「膝を曲げたうえで腰を落とし、姿勢を低くすること」。
座っているわけではないものの、姿勢を低くしている状況を指しています。
しゃがむ動作については、日常生活の中でたびたびやっている可能性が高いでしょう。
かがむは「腰や足を曲げたうえで、姿勢を低くして身体を丸めること」。
かがむは姿勢としてはしゃがむに似ているものの、身体を丸めるという点がポイントになります。
「しゃがむ」の意味
しゃがむとは、膝を曲げたうえで腰を落とし、姿勢を低くすることです。
低い姿勢になるときに、だいたいしゃがむという行為をすることになります。
何かを避けるためにすることが多いでしょう。
そんなに頻繁にやる行為ではありませんけど、しゃがんだことが一切ない人はまずいないため、それなりに馴染みは感じやすい言葉と評価できるでしょう。
「かがむ」の意味
かがむとは、腰や足を曲げたうえで、姿勢を低くして身体を丸めることです。
姿勢としては、しゃがむとほぼ同じと言えますが、身体を丸めるという点が特徴でしょう。
単に姿勢を低くするだけではなく、体積を小さくするような、目立たなくするような状況で使う言葉なのです。
細かい部分で違いを認識できる言葉と評価できるでしょう。
「しゃがむ」と「かがむ」の用法や用例
「ここはしゃがむ姿勢にならないと通れないな。
非常に天井が低い道だから、普通に通ろうとしても無理だろう。
ちょっと面倒だけど、頭をぶつけないようにしていこう。」
「地震が起きたときには、机の下などに潜ってかがむ姿勢をとった方がいい。
何かが落ちてくるか分からないから、できるだけ身体を小さく丸める必要があるんだ。」
しゃがむとかがむは微妙な違い
しゃがむとかがむは見た目でいえば、同じような姿勢に見えるはずです。
しかし、しゃがむは単純に姿勢を低くするだけですけど、かがむは身体を丸めるという意味もあるので、少し意味が違います。
これらの姿勢はたまにとることがあるので、やったことがある人は大勢いるでしょう。
したがって、馴染みはそれなりに感じやすいはずです。