亜種は「同じ種でありながら環境により色や姿が異なっていること」。
「家族種」と言い換えると分かりやすい。
近縁種は「大きな分類では同じ仲間のこと」。
「親戚種」と言い換えると分かりやすい。
「亜種」し同じ「種」の中で分かれている非常に近い関係のものを言います。
「近縁種」は遡れば大きな範疇で同じ仲間と言えるもののことを言います。
「亜種」は非常に近い関係
「亜種」は「種」は同じでも環境や住む地域により少し色や形がことなっているものを言います。
有名な「亜種」として「トラ」がいますが、現在9亜種いるのです。
シベリアトラとベンガルトラの違いとなります。
人間の「亜種」はありません。
人種のモンゴロイドやネグロイドなどは「亜種」ではないため、現存する人類はすべて「ホモ・サピエンス」と言う「種」になるのです。
「近縁種」は大きな仲間のこと
「近縁種」は「種」は異なるものの分類上の「属」や「目」が同じものを言います。
例えば人間の「近縁種」はチンパンジーとなり、遡ればゴリラやオラウータンに辿り着きます。
大きな分類では「類人猿」となるのです。
「目・属・種」などは近縁種と言えます。
動物も植物も見た目が近いと思われるものは大体同じ仲間に成っています。
「亜種」は少なく、「近縁種」は多い
分類上、「近縁種」は当然多くなります。
「亜種」は「種」が別れたものですから、多くはありません。
「目」の中に「属」が、「属」の中に「種」があるわけで当然数は増えてきます。
例えば「ネコ目」にはネコやヒョウ・トラなどがいますが、それらは近縁種になり、脊椎動物で哺乳類となり、食肉をする仲間に成るのです。
トラは「亜種」があり「種」が更に分かれています。
「亜種」と「近縁種」とは
「亜種」は「種」が別れたものを言います。
人間はホモ・サピエンスと言う単一の「種」と言われ「亜種」はありません。
「近縁種」は大きな区分けで同じ仲間を言います。
人間ではチンパンジーやゴリラ・オラウータンなどの類人猿が「近縁種」なのです。
遠い太古の時代に枝分かれをしてきたものになり、現存しているものが人間に進化することはありません。