「立夏」と「夏至」の違い・意味と使い方・由来や例文

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立夏は「二十四節季の一つで春分と夏至の中間日のこと」。

「夏到来」と言い換えると分かりやすい。

夏至は「二十四節季の一つで盛夏の頃のこと」。

「最長日」と言い換えると分かりやすい。

「立夏」は新暦の5月初旬に当たります。

夏支度を始めることになり、いよいよ夏が始まる頃に相当します。

「夏至」とは日の出から日の入り迄の時間が最も長くなる日のことです。

「立夏」は夏の始まり

「立夏」は夏がそろそろ始まる頃で5月の新緑の季節に当たります。

「夏至」までに「小満」と「芒種」と言う二十四節季が入ります。

また、「入梅」と言う日本独自の雑節もあります。

「立夏」から「立秋」までを暦の上で夏の季節と呼びます。

「母の日」(5月第2日曜日)、「子供の日」(5月5日)が直近で行われる行事になります。

「夏至」は最長日のこと

「夏至」は一年で日の出から日の入り迄の時間が最も長くなる日を言い、大体6月20日頃になります。

ただし、日の出の時刻はそれよりも早い日に最も早くなります。

ですから、「夏至」に日の出が最も早くなるというのは間違いとなります。

これは「冬至」の日の入り時刻にも言える現象です。

72候の「半夏生」は「夏至」の11日後から5日間になります。

「立夏」から「夏至」まで

「立夏」と「夏至」の間には「小満」と「芒種」と言う二十四節季が入ります。

「小満」の頃は太陽も地表から60度の高さを取り日差しもそれなりに強くなる頃で、植物も成長を盛んにする頃と言う意味になります。

「芒種」は太陽も75度の高さまで上がり、「芒=のぎ」のある稲などの種を蒔く6月初旬の時期と言う意味になります。

「立夏」と「夏至」とは

「立夏」は二十四節季の一つで、5月初旬に当たります。

暦の上では、春も終わりいよいよ夏の到来となる頃になります。

「立夏」から「立秋」までの期間を暦の上の夏としています。

「夏至」は一年で一番日の長くなる日のことですが、日の出の時刻が一番早まるのは「夏至」より前となり、「冬至」の日の入りと同じ現象が起きます。

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