「ごろごろ」と「のらりくらり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ごろごろは「特に何もしないで家の中でなんとなく過ごしている状況のこと」。

勉強や仕事などをしないで、趣味などにも時間を使わず、だらけているだけ、寝ているだけなどの状況においてよく使われる表現です。

のらりくらりは「これといった仕事をしないで日々を過ごしている状況のこと」。

意味としてはごろごろに似ていますが、こちらは1日単位とかではなく、ある程度の長い期間そういった光景が見られたときに使います。

「ごろごろ」の意味

ごろごろとは、特に何もしないで家の中でなんとなく過ごしている状況のことです。

ごろごろという表現はかなり有名で、多くの人たちが見聞きしたり、使ったことがあるのではないかと思われます。

仕事や勉強などをしないで、寝ているだけでとか、適当に過ごしているだけなどの状況で使用しますが、そういう過ごし方は誰もが経験しているでしょう。

「のらりくらり」の意味

のらりくらりとは、これといった仕事をしないで日々を過ごしている状況のことです。

仕事をしないで過ごすという部分から、ごろごろと似ているように見えるかもしれません。

しかし、のらりくらりはそういう状況が一定期間継続するシーンで使っていきます。

つまり、長期的な状態に対して使用するので、そこがポイントと言えるのです。

「ごろごろ」と「のらりくらり」の用法や用例

「今日は有給休暇を取得したが、仕事などを一切しないでごろごろして過ごすか。

最近は仕事が本当に忙しかったから、こういう怠ける生活をたまにするのは気分がいいものだ。」

「前職があまりにきつかったから会社を辞めたけど、すでに1か月が経過している。

とりあえずのらりくらりと生活はしているけど、早く次の仕事を見つけないとな。」

ごろごろとのらりくらりは似ているが大きな違いがある言葉

ごろごろとのらりくらりに関しては、どちらも仕事などをしないで、なんとなく過ごしている状況を指しています。

そういう意味では、両者は同じような意味の言葉と評価できるでしょう。

でも、ごろごろについては基本的には1日単位で使うことが多く、次の日からは違った過ごし方になる場合も多いです。

しかし、のらりくらりは一定期間そういう状況が続くので、ここは両者を区別するポイントになります。

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