ミクロンは「100万分の1メートル のこと」。
「マイクロメートル」と言い換えると分かりやすい。
マイクロは「100万分の1のこと」。
「接頭語」と言い換えると分かりやすい。
「ミクロン」は長さのことを表し、「マイクロ」はキロやメガの様に長さの頭に付ける接頭語の一つになります。
「ミクロン」も「マイクロ」も「小さい・ミクロス」と言うギリシャ語から来た言葉です。
「ミクロン」はμと表示
「ミクロン」はギリシャ語の「μ」と表示する長さのことです。
1 μは100万分の1メートル のことで、つまり、1000分の1ミリメートルのことになります。
「家庭用アルミホイルは12ミクロンの硬質アルミ箔」「100ミクロン、つまり0.1ミリ以下をアルミ箔と言う」「現在ではミクロンは使わずに、マイクロメートルと言う」などと使います。
「マイクロ」は100万分の1と言うこと
「マイクロ」は長さの頭に付ける言葉の一つで、メガ(100万)・キロ(1000)・ミリ(1000分の1)・ナノ(10億分の1)などと同じ接頭語のことです。
「100万分の１」を意味し、長さではありません。
「トン・グラム・メートル」などは重さや長さのことになり、これらの頭につけて大きさを表すのです。
「メガトン」「ミリグラム」「キログラム」「ミリメートル」「キロメートル」などとなります。
「1ミクロン」は「1マイクロメートル」のこと
「1ミクロン」は「100万分の１」メートルのことを言いますから、1「マイクロ」メートルと同じになり、今はこのような言い方が一般的です。
「100万分の１」が「マイクロ」と言う接頭語になりますから、メートルと言う長さに付けて「1マイクロメートル」と表記します。
アルミ箔の様な薄いものは「ミクロン表示」が馴染み、「マイクロメートル」は違和感があります。
「ミクロン」と「マイクロ」とは
「ミクロン」は長さのことで、「マイクロ」は接頭語のことです。
「ミクロン」は「1000分の1ミリメートル」なので、薄いものの表記には適しています。
「12ミクロン・20ミクロンのアルミ箔」などと使います。
「マイクロ」は接頭語で「メガ・キロ・ミリ」などと同じものになります。
「メガトン」は「100万トン」のことで「10億キログラム」になります。