壮行会は「現在の場所を離れて遠くに行く人たちを送り出す会のこと」。
主にスポーツにおいて使われ、何らかの大会に出るために遠征する人たちに向けて使うという機会が非常に多くなっています。
送別会は「特定の職場を辞める人たちを送る会のこと」。
会社を辞めるケースで開催されることが多いですが、今後その人たちと会えなくなるような場面にて行われるのが送別会です。
「壮行会」の意味
壮行会とは、現在の場所を離れて遠くに行く人たちを送り出す会のことです。
今いる場所を離れるので、当分会えない人たちを送り出すという意味があります。
どちらかと言えば、スポーツなどにおいてよく使われる言葉です。
どこかに遠征をするような人たちに向かって、壮行会を開催して激励しながら送り出す状況はよく見られます。
「送別会」の意味
送別会とは、特定の職場を辞める人たちを送る会のことです。
基本的には会社などで開催されることが多いもので、今まで一緒に働いてきた人たちがいなくなるときに、その人を同僚の人たちなどが送り出すという意味合いの会です。
会社で働いていれば、送り出す方、送り出される方のどちらかは経験する可能性が非常に高いはずです。
「壮行会」と「送別会」の用法や用例
「今度全国大会にうちの部活が出るということで、壮行会を開いてもらった。
こういった状況を踏まえると、本当に頑張ってこないといけないなという気持ちになってくるよな。」
「送別会を開くということは、今まで一緒に働いてきた人が会社を辞めることを意味するわけだ。
会えるのはこれが最後なのかもしれないと思うと、なんだか寂しいね。」
壮行会と送別会はともに送り出す意味がある
壮行会と送別会に関しては、ともに特定の人たちを送り出すという意味があります。
ただ、壮行会はスポーツなどにおいてよく使われ、激励する意味も含まれています。
一方で送別会は会社などにおいてよく使われ、辞める人に対して使うことが多いです。
だから、これらの言葉は似ている面はあるものの、区別できるポイントはちゃんあとあるということです。