「そっぽを向く」と「視線を逸らす」の違い・意味と使い方・由来や例文

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そっぽを向くは「相手の方を見ずに、あえて別の方向を見ようとしていること」。

意識的に相手から意識を逸らして、別の方を向くときに使われます。

基本的にはその相手が好きじゃないという気持ちが込められている場合が多いです。

視線を逸らすは「ある方向を意識して見ようとしないこと」。

その方向に自分にとって好ましくない何かが存在しているときに使われます。

「そっぽを向く」の意味

そっぽを向くとは、相手の方を見ずに、あえて別の方向を見ようとしていることです。

特定の人間の方を意図的に見ないで、別の方向を向くようなシーンで使われます。

そういった行動に出る理由としては、その相手が嫌いであるというケースが多く、顔も見たくないと感じている場合に実際にそっぽを向いていくと言えるのでしょう。

「視線を逸らす」の意味

視線を逸らすとは、ある方向を意識して見ようとしないことです。

特定の方向に何か自分にとって都合の悪いもの、見たくないものがある場合に、視線を別の方向に逸らしていきます。

ただ、こちらに関しては対象となるものが人間とは限らず、具体的なものでもOKなので、そういった面で違いがあると言えるでしょう。

人間に対しても使用できますが。

「そっぽを向く」と「視線を逸らす」の用法や用例

「あの2人はこの前喧嘩をしていたが、お互いにそっぽを向いた状態となっているな。

やっぱりお互いに顔も見たくない心境なんだろう。

当分はこの状況が続きそうな感じだな。」

「電車の中にいたら、いちゃいちゃしているカップルがいて、思わず視線を逸らしてしまった。

なんとなくこういう光景を直視することはできないんだよな。」

そっぽを向くと視線を逸らすは対象にするものが違う

そっぽを向くと視線を逸らすはどちらも特定の方向を見ないという意味で、その方向には自分にとって望ましくないものが存在していると評価できるでしょう。

でも、そっぽを向くは対象となるものが人間であることが多いですけど、視線を逸らすは人間とは限りません。

だから、そういった部分で区別をすることができると言えます。

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