破れかぶれは「自分の思うような状況にならないために、もうどうにでもなれと思う気持ちのこと」。
吹っ切れたような気持ちを表しており、どうなっても知らない、どうなっても構わないという感情が見て取れます。
やけくそは「自暴自棄になって行動すること」。
何がどうなっても構わない、後のことは知らないという意味で使用していきます。
したがって、破れかぶれにかなり近い意味の言葉と言えます。
「破れかぶれ」の意味
破れかぶれとは、自分の思うような状況にならないために、もうどうにでもなれと思う気持ちのことです。
したがって、後のことなんて知ったことではないという感じで、冷静さを失っている状況と評価できるでしょう。
破れかぶれという言葉はすごいマイナーではないものの、そこまでメジャーではないので、知らない人もいるかもしれません。
「やけくそ」の意味
やけくそとは、自暴自棄になって行動することです。
自暴自棄になっているので、こちらも後のことなんて知ったことではない、どうでもいいという感情が見て取れますし、冷静な状況ではないと評価できるでしょう。
やけくそという言葉はかなり有名であり、自分で使ったことがある人、聞いたことがある人は大量にいると思われる状況です。
「破れかぶれ」と「やけくそ」の用法や用例
「もう破れかぶれだ。
ここまできたんだから、あとはできることはなんでもしよう。
その結果、どういう結末を迎えたとしても、そんなことはどうでもいいんだ。」
「あいつはなんだかやけくそになっているな。
もう自暴自棄な感じで、完全に冷静さを失っている。
大変なことにならなければいいが、果たしてどうなってしまうのだろうか。」
破れかぶれとやけくそは同じ意味
破れかぶれとやけくそについては、どちらも冷静さを失い、この先のことなんてどうでもいい、もうどうにでもなれという気持ちを表している言葉と言えます。
したがって、特に意味の違いは存在せず、両者は同じような意味として使用できる言葉と評価できます。
ただ、どちらかと言えばやけくその方が有名であり、聞いたことがある人は多いはずです。