蹴りをつけるは「結末がどうなるのか分からない状況において、その結末がついに確定すること」。
よくあるシーンとしては、何らかの勝負事をしている2人の間において、その勝敗が決まるような状況を指すことが多いです。
決着がつくは「何らかの勝負をしている2人の勝敗が確定すること」。
したがって、蹴りがつくと同じような意味の言葉と言える状況です。
こちらの方がより具体的な意味と言えます。
「蹴りをつける」の意味
蹴りをつけるとは、結末がどうなるのか分からない状況において、その結末がついに確定することです。
一般的には何らかの勝負事をしていた2人の間で、ようやく勝敗が決まる状況を指しています。
しかし、それ以外の場面でも使うことは可能なので、そういった面は覚えておきましょう。
蹴りがつくという言い方をする場合もあります。
「決着がつく」の意味
決着がつくとは、何らかの勝負をしている2人の勝敗が確定することです。
したがって、蹴りをつけるの意味に割と似ている状況と評価できるでしょう。
決着がつくに関しては、勝負の結果が明らかになるという意味以外ではまず使えませんから、非常に分かりやすい言葉と評価できると思われます。
使用する場面はほぼ固定と言えるのです。
「蹴りがつく」と「決着がつく」の用法や用例
「今日の試合は両者ともに投手が好投して、なかなか点が入らずに延長戦になったが、ここにきてようやく蹴りがつく状態となった。
気が付けば4時間以上試合やってたんだな。」
「この取り組みはどちらもなかなか譲らない展開で、全く終わる気配がない。
気が付けばもう1分以上経ってる。
しかし、さすがに力尽きたか、ようやく決着がつく状況となった。」
蹴りがつくと決着がつくは同じ場面で使える
蹴りがつくと決着がつくはどちらも勝負事がようやく終結したとき、勝敗が決したときに使っていく言葉と言えます。
したがって、意味は大して変わらないですし、使用する場面もほぼ差はありません。
だから、区別することは難しいですが、蹴りがつくは一応勝負事以外の場面でも使用可能なので、そこは覚えておくと良いと思われます。