足跡(あしあと)は「何者かが残した歩いた跡のこと」。
人間だけではなく、動物に対しても使うことができます。
どんな存在かは分からなくても、何者かが歩いた事実は分かります。
また、足跡から、それがそんな存在か推測することは可能です。
足跡(そくせき)は「特定の人物が辿った道筋のこと」。
どこを通ったとか、どんな場所を回ったとか、そういったこれまでの道筋に対して使うことばなのです。
「足跡(あしあと)」の意味
足跡(あしあと)とは、何者かが残した歩いた跡のことです。
人間や動物などが通った痕跡という言い方ができ、歩いた跡そのものを表しているのです。
動物であれば、足跡(あしあと)からどんな種類のものか?を割り出すこともできますし、いろいろな分野で役立てられている面があるのです。
人間であれば、犯罪捜査などで使われます。
「足跡(そくせき)」の意味
足跡(そくせき)とは、特定の人物のこれまでの一定期間の過ごし方や経緯などに関する言葉と言えるでしょう。
特定の人物がある状況に至るまでにどんな経緯を辿ってきたのか、何をしてきたのかなどについて語るときに、この足跡(そくせき)という言葉をよく使います。
たまに使用する言葉なので、意味は覚えておく必要があります。
「足跡(あしあと)」と「足跡(そくせき)」の用法や用例
「この足跡(あしあと)は非常に大きいな。
何の動物なんだろうな。
もしかしたらまだ発見されていない種のものかもしれないし。
大発見という可能性も考えられるかな。」
「俺のこの1年間の足跡(そくせき)を辿ると、本当によく勉強をしたと思うよ。
受験勉強は非常に辛かったけど、頑張ったからこそ志望大学に受かったんだ。」
足跡(あしあと)と足跡(そくせき)はそもそも意味が違う
足跡(あしあと)と足跡(そくせき)は漢字表記は同じですが、読み方が違います。
また、意味が異なっているので、使用する場面に明らかな違いがあります。
したがって、漢字で見るときにはどちらの言葉を表しているのかを常に意識して、きちんと区別をしていく必要があります。
会話の中で使われたときには、読み方でどちらの言葉かの判断はしやすいはずです。