「回復」と「快癒」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

回復は「病気が良くなること。」

「快気」と言い換えると分かりやすい。

快癒は「病気が良くなること」。

「全快」と言い換えると分かりやすい。

回復は病気や事故で不通になっていた状態が元の状態に戻ることです。

「快気祝い」「復旧」などと言います。

快癒は病気が治り健康になることです。

「全快」「治癒」「床上げ」などとも言います。

「回復」は元に戻ること

「回復」は元の状態に戻ることで、交通機関の事故による不通や道路の渋滞などが解消することを言います。

病気が治ることも「回復」したと言います。

「列車はこの先倒木により不通になっていたが、ようやく回復した」「あんなに元気に回復して、もう大丈夫なのだろうか」「身体の回復は当分先のことになる」などと使います。

「快癒」は病気が良くなること

「快癒」は病気が治癒することです。

病気は完全に治る場合と、後遺症が残る場合と、慢性化してしまう場合などがあります。

「快癒」は完全に治る場合に使われます。

骨折することやアキレス腱断絶の人が元の状態に戻れることも「快癒」と言いますが、内科の病気ではなかなか「快癒」とはいきません。

脳の病気や神経の病気ではマヒと言う後遺症が残るのです。

「快癒」も「回復」

「快癒」することは体が又元の状態に「回復」することです。

「回復」とは元の健康な体になり仕事も加減なしでバリバリこなせることです。

ちょっとした怪我などはそのようにうまくいくかも知れませんが、多くの病気は「快癒」「回復」せずに亡くなる人もいるのです。

「快癒・回復」は、言葉は良いのですが、大変に困難なことなのです。

「回復」と「快癒」とは

「回復」は病気の体が元の状態に戻ること、不通が解消することを言います。

「快癒」は病気が完全回復することです。

交通機関の「回復」は時間の問題でいずれ完全に元に戻るのですが、健康回復はなかなか難しいことです。

外科的な怪我はいずれ回復するのですが、無脳神経や内科的な疾病では後遺症や慢性化のため完全回復は簡単には望めません。

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