不良は「一般的に良い状態とは言えないこと、素行が悪い人のこと」。
両方の意味で使いますが、どちらかと言えば後者の方が有名でしょう。
不良という言葉はたいていこっちの意味で使われます。
不漁は「漁をする際に狙った獲物が全然とれない状況のこと」。
特定の獲物をとることが非常に難しい。
量がそもそも少ないと言えるようなシーンで使っていきます。
不漁だと、結果的に私たちの食生活にも影響が出ると言えます。
「不良」の意味
不良とは、一般的に良い状態とは言えないこと、素行が悪い人のことです。
状態がよくないときには、例えば体調不良といった言い方をすることもあります。
ただ、それとは別に素行が悪い人という意味もあるので、こちらに関しては特に知っておくべきです。
実際、不良という言葉を使うときには、この意味がかなりの割合を占めているはずです。
「不漁」の意味
不漁とは、漁をする際に狙った獲物が全然とれない状況のことです。
狙った獲物が全然とれない、そもそも数が少ないというケースで使うので、漁師などをしている人が特に多く使う言葉と言えるでしょう。
でも、実際に不漁の状況になると、食卓に並ぶ食材に関してかなり影響があるので、不漁については、多くの人たちにとって無関係ではありません。
「不良」と「不漁」の用法や用例
「学校に通うと、学年で最低でも1人は不良みたいな生徒がいるよな。
不特定多数が集まるような場所にはどうしても、いろいろな生徒が含まれるからな。」
「今年はいろいろな魚が不漁みたいだ。
だから、例年と比べても魚の値段が高く、手に入りづらいものもあるようだね。
自然や生き物の問題は私たちじゃどうにもできないだろうからな。」
不良と不漁は明確に見分けやすい
不良と不漁は読み方は一緒ですけど、意味としては大きな違いがあります。
不良は状態がよくないこと、素行が悪い人という意味で使いますけど、不漁は狙った獲物がとれないという意味で使います。
したがって、それぞれは明らかに意味が異なっている状況なので、混同することはないでしょう。
しかし、表記には気を付けてほしいです。