「感知」と「気付く」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

感知は「五感で気付くこと。」

「察知」と言い換えると分かりやすい。

気付くは「五感で認識すること」。

「認識」と言い換えると分かりやすい。

「感知」は五感のどれかにより、何か危険なこと、必要なことを認識することです。

「気付く」も同様のことで、認識をすることです。

「感知」は「感知器=センサー」として良く使われる言葉になります。

「感知」は気付くこと

「感知」は視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚の五感のどれかにより、危険なことや定められたことを知ることです。

河川の危険水位スケールは視覚であり、ガス検知は嗅覚であり、地震計は触覚なのです。

「地震が発生すると地震計に感知され、記録されます」「夕暮れになると感知計が作動して照明が点灯する」「検査工程では不良品を感知してはじく」などと使います。

「気付く」は認識すること

「気付く」は五感により何かを察知し、それが何かを認識することです。

「どうして気付かないのか不思議だ」「どうか気付いてほしい」「なんとか気付かない振りをしよう」「気付かないとも思っているのか」「やっと気付いたようだ」「気づくようにしむける」「よく気配りが出来る人は気の付くことが早い人」などと使います。

「気付く」のは五感感知のこと

「気付く」と言うことは人が五感で感知し、ある事柄の認識に至ることです。

勿論、考えの中で間違いに気付くこともありますが、頭の中にあることを再現しているので、創造視覚と言うことになります。

人は五感をセンサーの様に張り巡らせて、身の回りが安全かどうなのか認識し続けているのです。

状況が変化すれば、状況認識のために五感を総動員するのです。

「感知」と「気付く」とは

「感知」も「気付く」も人は五感と言われるもの、見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触るということを、駆使して認識することです。

頭で考えることも、頭に浮かぶ情景を見て考えるので、五感になります。

第六感と言うヒラメキがありますが、過去に五感で感知したことが記憶にあり、それが何かに連動したと思われます。

「感知」も「気付く」も同じことと言えるのです。

最新の記事はこちらから