ごもっともは「もっともであること」。
特定の意見について、その通りである、反論の余地がないという気持ちを表明する際に使われます。
おっしゃる通りは「特定の人が言っている通りであること」。
特定の人間の意見に関して、否定する余地がないという意味になるので、ごもっともと同じような意味になります。
おっしゃる通りの方がより丁寧な言い回しになるかもしれません。
「ごもっとも」の意味
ごもっともとは、もっともであることです。
誰かが言った意見に対して自分も賛同する、反論するつもりがないという意思を示した言葉です。
基本的には自分よりも目上の人が言ったことに対して使っていくことが多いです。
目上の人が言った意見をそのまま受け入れる、反論の余地なんかないと感じたときに使用するので、ビジネスの場面では割と使用機会があるでしょう。
「おっしゃる通り」の意味
おっしゃる通りとは、特定の人が言っている通りであることです。
その人が言った意見に関して、賛同するとか、反論する気はないという態度を示す意味で使うので、ごもっともとほぼ同じ意味です。
こちらも基本的には目上の人たちに対して使っていくため、主にビジネスシーンで多用する可能性が十分にある言葉と言えるでしょう。
「ごもっとも」と「おっしゃる通り」の用法や用例
「社長の言うことはごもっともだ。
私も社長の言っていることに関しては正しいと思う。
やはり社長ほどにビジネスの経験が豊富な人はなかなかいないからな。」
「本当におっしゃる通りだと思います。
私も部長の言っていることは正しいと思いますし、賛同の気持ちしかありません。
間違っていると言える余地は全くないと思います。」
ごもっとももおっしゃる通りも目上の人間に賛同するときに使う
ごもっとも、おっしゃる通りはともに目上の人間が言ったことに対して賛同の気持ちを表明するときに使います。
したがって、両者は全く同じ場面で使用できる言葉なのです。
基本的にはビジネスシーンで使うことが多いでしょう。
また、両者は目上の人間に対して賛同の気持ちを表明する意味があるため、ごまをするような態度に見える可能性があります。