「触媒」と「媒体」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

触媒は「あるものを浄化させる物質のこと。」

「フィルター」と言い換えると分かりやすい。

媒体は「情報を伝えるもののこと」。

「マスコミ」と言い換えると分かりやすい。

触媒はそれに触れると物質が化学反応をして他の物質に変化すること、間にあり浄化作用をするものなどの意味になります。

「媒」は仲介するもの、仲立ちをするものです。

「触媒」は変化させるもの

「触媒」は言葉が難しいのですが、「触ると変化を起こす物質」と言う意味が分かり易いかも知れません。

化学的には難しいのですが、フィルターや浄化するものと考えれば良いと思います。

例えば自動車廃棄ガスの「白金触媒」やフィルターなど、汚染物質を触媒の中に通すことで科学反応により、無毒化すると言うものです。

他にも触媒は隠れた縁の下の力持ちとして生活に役立っています。

「媒体」はマスコミ

「媒体」はマスコミの様な、情報や宣伝を国民に伝えるものと言う意味になります。

新聞・雑誌、週刊誌、テレビ、ラジオ、ネットなどを言うのです。

最近はネットやSNSが発達していますから、新聞などの紙媒体は取って変わられそうです。

広告業界でも媒体と言う言葉は日常的に使われます。

広告を掲載出来るものはすべて媒体となります。

「媒」を使った「触媒・媒体」以外の言葉

「媒」と言う字は「仲立ち」と言う意味です。

「媒酌人は結婚式の仲人のこと」「冷媒はものを冷却する物質のこと」「霊媒師は霊界とこの世をつなぐ人」「媒介は何かが仲立ちをすること」そのた、「鳥による花粉の受粉を鳥媒」「風による受粉を風媒」「受粉を仲立ちする鳥を媒鳥」「触介物質を媒質」「染料定着工程を媒染」などの言葉があります。

「触媒」と「媒体」とは

「触媒」は触れることで化学変化を起こす物質のこと。

触媒物質は世の中にいろいろと隠れています。

自動車の排気ガスの有害物質除去の白金などの金属触媒、光触媒などがあります。

「媒体」は言葉が似ていますが、意味は異なり同じく媒介をするものは情報や広告のことです。

媒体には新聞・雑誌などの神媒体、テレビ・ラジオなどの電波媒体、ネットなどの仮想媒体があります。

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